こんにちは。
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先週に引き続き近代建築の紹介です。
今日は、埼玉県川口市にある旧田中家住宅を紹介したいと思います。
旧田中家は代々家督を継ぐ長男が「徳兵衛」の名前を襲名するそうなのですが、その四代目、田中徳兵衛は味噌醸造業・材木商として財を築き上げたそうです。旧田中家住宅のすぐ近くに、材木を搬出していた芝川の支流も見られます。
洋館・和館・茶室・文庫蔵・庭園と見どころも多い、国指定の重要文化財。
こちらもまぁほんと素敵です。笑
先週ご紹介した九段ハウスは1927年築。こちらは1921~23年にかけて建設されました。
洋館は迎賓館ですね。来客を考えて作られています。
ああ素敵…笑
奥にある和館は、住むための工夫も散見されて、そういった部分も見るのが楽しい場所です。
照明とかも萌え萌えしますね…
時代を感じる防空壕もあります。
庭も茶室までの道を楽しんで回遊出来て、見どころの多い建築だと思います。
でも、こちらに伺って一番驚いたのは「え、川口で味噌醸造して、しかも全国展開してたの?!」でした…(;´∀`)
こちらは節供(節句、と書くのが現代だと普通ですが、古くは「節供(季節の変わり目にあたって祝いを行う節日(せちにち)に、供御(くご=飲食物)を奉るのを例とする)」と書いていたようです。)の際に、旧田中家住宅に伝わる人形や市内の旧家から寄贈された人形などを展示します。
そういった節供の展示や、四季ごとの庭園の変化を楽しむことが出来ると思うので、折に触れて訪問するのも楽しいと思います。
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