皆様こんにちは。
REDS不動産流通システムの渡部です。
固定金利が上昇しています。
住宅金融支援機構の代表的な長期固定金利商品【フラット35】の2022年5月の金利で見てみると、最も利用が多い「借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、団信付帯」の場合、最低金利は1.48%となっています。
ここ数か月の推移をみると、
2021年12月 1.33%
2022年1月 1.30%
2022年2月 1.35%
2022年3月 1.43%
2022年4月 1.44%
2022年5月 1.48%
となっています。
1月に少し下がりましが、2月以降は連続して上昇しています。
この調子ですと来月以降さらなる上昇も考えられるところです。
フラット35(に限らずほとんどの住宅ローン)の金利は「融資実行月=引渡し日の月」のものが適用されることになります。
新築マンションなど、引渡しの時期がかなり先になる方は心配ですよね。
住宅金融支援機構はフラット35の過去の金利推移を公表しています。
【フラット35】借入金利の推移:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】
(これを見ると2016年8月の「0.83%」というのが「底」だったようです。)
私が売買仲介の世界に入ったころは2%台後半~3%前後でしたので(当時も「空前の低金利!」と言われていたと記憶しています)、そのころに比べれば半分くらいですから実感としては「まだまだ低い」と思います。
変動金利はほとんど変わっておりません。
昔に比べて団信の内容が充実してきており実質的には下がってきているとも言えます。
変動と固定の金利差があまりにも拡大してくる場合は変動金利を選択するお客様が増えてきそうですね。
金利については目立った動きがあれば当ブログでも触れていきたいと思います。
皆様どうぞよろしくお願いします。
渡部
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