ついに規制の無いGWが到来しました。観光地は何処も久しぶりに賑わい
を取り戻している事と思います。
我が街鎌倉も「コロナ前ってこんな人いたかな?」と思う様な盛況ぶりです。
さて、2022年もはや5月、2022年の不動産市況について調べてみました。
REINSと言われる宅建業者が売却物件を登録したり、成約事例を登録したり
する業者専用のサイトの統計によりますと。
〇枯渇状態で高値を更新し続けてきた「売却物件の数」が去年の6月を底に
回復基調⇒売却物件は増えている
◆建物1㎡あたりの単価はずっと上昇、2桁%上昇している月もあります。
◆従って、平均成約価格もずっと上昇
◆そして、平均専有面積はずっと下降
こんなデータが見て取れます。
売り物件は増えたものの、価格上昇は止まらず、予算は限られているので
床面積を小さいもの(全体の価格を抑えて)にして購入している。
こんなトレンドが見れとれます。
さらに一点気になる点が御座いました。
「成約件数が下降している」という事です。
通常不動産業界は決算の集中する3月は繁忙期となりますが、2022年の3月
は「そうでもない」印象です。
去年の3月をピークに一旦下降した成約件数が、2021年の夏を境に盛り返し
2021年年末にかけて上昇。
例年1月は落込み、2月3月とピークを迎えますが・・・今年はそうなってないんです。
1月⇒2月は成約件数が微増
2月⇒3月は成約件数が減少しました。
コロナやロシアの問題が重なり、住宅設備や建材の値上げが取りざたされ
住宅価格が上昇する要因もありますが、何よりも物件価格を決めるのは
需要と供給のバランスです。
不確定要素や外的要因が多く、市況が読みにくい状況ですが
今後も定期的にREINSベースの市況のご報告をUP致します。
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