「不動産流通システム」有馬でございます。
コンクリート表面から鉄筋までの厚み(最短距離)のことを「鉄筋かぶり」といいます。
コンクリートにひび割れ(クラック)が生じると、アルカリ性のコンクリートは酸化し、雨水や外気で鉄筋は錆びてしまいますが、かぶり厚が大きければ酸化によるコンクリートの劣化も鉄筋のサビも防ぐことができます。結果、かぶり厚が大きければその分、建物の寿命は延びることにもつながります。
建築物の鉄筋コンクリートは建築基準法により、必要なかぶり厚が「柱」、「梁」、「床スラブ」などの部位によって分けられて指定されています。
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