菅野です。
どうやら20年ぶりの水準の円安だそうです。
本日4月20日には1ドル129円台をつけたそうです。
4月のはじめに5万円ほどドルで外貨預金したのが、今は52000円になっています!
半月ほどで4%って、さすがに円の価値大丈夫か?って心配になるレベルです。
この円安ですが、不動産にとっては現状、あまり良いことのようには思えないんですよね。
もしインバウンドが復活するようであれば、この円安は海外からの資金を呼ぶことができる材料になると思います。
しかし、ウクライナ戦争の影響もあり、世界は原材料・エネルギーの取り合いの様相です。
こういったときに自国通貨が弱くなるというのはかなりのマイナス要素となります。
現に、不動産の価格高騰は需要拡大によるものではなく、新築物件においては木材や設備資材の価格上昇の影響が非常に大きいです。
木材も住設機器も、輸入に頼る部分が非常に大きいため、調達時に円安となるのは価格上昇にさらに追い打ちをかけてしまいます。
そして需要が大きくないときに、価格が上がるのは余計に需要を縮小させてしまいます。
首都圏のマンション価格はバブル時代を超えたそうです。
しかし、不動産ばかり値段が上がっていっても、買える人が増える状況でないと、私たちは商売あがったりになってしまいます。
実質的な景気の上昇と、皆さんの賃金が上がってくれることで、不動産市場も大いに活気が出てくるのだと思います。
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