【仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で19年目となりました。
NHKドラマ「正直不動産」の放送がはじまりました!
220万部以上販売されている人気漫画「正直不動産」。その人気漫画を題材にしたドラマが、4月5日午後10時よりNHKで放映(全10話)されております。このドラマ制作には弊社REDSが全面協力させていただきました。弊社代表深谷が不動産考証として、そして私が現場監修担当として取材協力をさせていただいております。
「正直不動産」というドラマは全然固い内容ではなくコメディドラマですので、楽しみながら不動産のことを勉強できる内容となっております。
原作でも中堅不動産仲介会社である登坂不動産を舞台として、不動産業界の問題点、トラブル、実態などを掘り下げて不動産事業者のモラルを問う内容となっております。その中身も原作者である夏原先生の綿密な取材にもとづいて作成されているため、極めてクオリティの高い内容となっております。
今回は現場監修担当としてのこだわった点を少しお話したいと思います。山下智久さんが演じる永瀬財地と同様、私も現役の不動産営業であり、物件のご案内や契約・決済などの業務をこなしつつ、今回のドラマ監修に約4か月間、携わっておりました。
ドラマ「正直不動産」においては、台本確認をはじめ、演出確認、テロップ確認、小道具確認、CG確認、ナレーション確認と、おもに不動産取引にかかわるシーン全般のアドバイスをさせていただいております。
おそらく不動産営業をここまでリアルに描いたドラマというのはNHKを含めテレビでは初めてだと思います。私も現役の不動産営業として、ドラマ制作のプロである制作会社の皆様に不動産会社の営業マンが日々こなしている業務(例えば、物件案内や契約がある土日以外の平日は何をやっているかなど)をしっかり理解してもらい、それをキャストの皆様の演出に活かしていただくことを大事にしてきました。
前回のブログでも書きましたが、キャストの皆様、制作会社の皆様をはじめ、このドラマ制作に携わる関係者は軽く100人を超えております。私はドラマ制作の裏方としてプロデューサー・監督・監督補・助監督をはじめ制作会社の皆様との打ち合わせをかなりの回数、重ねてきたわけですが、現場監修として特に大事にしたポイントが2つあります。それは、①原作である「正直不動産」の世界観を大事にすること ②不動産取引の場面を分かりやすく、きちんと視聴者に伝えること。この2点です。
このような打ち合わせを何回も重ねたうえで、スタジオ監修初日に人生ではじめてドラマの撮影現場というものを拝見させていただいたのですが、正直不動産の世界観が忠実に再現されているセットを見たときは本当に感動いたしました。主演の山下智久さんをはじめ、メインキャストである福原遥さん、市原隼人さんとも多々お話しする機会がありましたが、皆さん非常に礼儀正しい方でした。それと皆さん、スタイリッシュで姿勢が素晴らしいです!やはり一流の役者さんは長丁場のドラマ撮影でも体調管理も含めて自己管理の方もしっかりされているのは間違いないと思います。
あと山下さんのセリフは不動産業界特有の不動産用語が多々あるにもかかわらず、あの長いセリフを一字一句しっかり覚えて演じており、その姿を間近で見ておりますと、プロ意識の高さをひしひしと感じるものがありました。余談ですが、どうやってあの長いセリフを覚えてるんですか?と素人みたいな質問を本人にしてしまいましたが、受験勉強と同じでとにかく読み込んで覚えてるんですとおっしゃっておりました。
ドラマ「正直不動産」には色々な不動産知識が随所に織り交ぜられております。第1話ではサブリース契約や原状回復。第2話では賃貸借契約や3種類の媒介契約。第3話ではペアローンや賃店舗の値下げ交渉といった感じです。不動産と言っても売買・賃貸・管理というように色々な分野があるわけで、正直不動産はその幅広いテーマを題材にしているドラマですので、全10話をご覧になっていただければ見終わったころには相当の不動産知識が付くものと思います。(その分、監修も大変でしたが・・・)
次回、第4話の放送は4月26日(火)の午後10時です。次回もウソがつけない営業マン永瀬財地(山下智久さん)の奮闘ぶりを私自身も楽しみにしております。
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