シロアリから家を守るために おまけ | 仲介手数料無料のREDS

こんにちは。不動産流通システムの戸村です。

 

ロシアのウクライナへの侵攻について暗いニュースが流れています。

ロシア国内でも反戦デモが多数あるということですので、どうか停戦への流れを作り、そして、早期に終戦してほしいと思います。

 

さて。

先日の「シロアリから家を守るために」のおまけです。Tips!

 

 

 

■5月前後に家から飛び立つ蟻たち

アリという名前がついているシロアリですが、実は蟻の仲間ではなく、どちらかというと黒いあいつ、できれば名前すら呼びたくないあの「G」の仲間に近いそうです。ただ、コロニーを作って、コロニーが大きくなると羽アリとなって飛び立つので、その生態は蟻と似ていますね。

 

私がハウスメーカーのリフォームを担当しているときにお世話になった大工さんや害虫の駆除業者さんに、シロアリは5~6月に羽アリとなって移動するので、その塊をみつけたら要注意!と、お話いただきました。

 

今回調べてみたところ関東地方に多いヤマトシロアリは羽アリになると黒色で4~5月に、関東より南の地域に多いイエシロアリは羽アリになると茶褐色で6~7月に移動するそうです。

 

羽アリの移動をみたことがあるという大工さんの話だと、塊になって「うぉーん」「わっさー」と昼間に飛んで行った、とのことでした。聞いた話なので、どこまで本当かわかりません。笑

 

羽アリの移動距離はそれほどないそうです。家で羽アリを見かけたり(通常の蟻の可能性もありますが…)、家の周りに羽が多数落ちていたりすると、シロアリの被害に遭っている可能性が高いので、まずは点検を行ってください!

 

 

■蟻道(ギドウ)に注意

シロアリは蟻の道、蟻道(ギドウ)を作ります。

水分が大好きな彼らは、水分が蒸発することを避けるために通り道にトンネルのようなものを作ります。蟻道は、基礎のコンクリートのところでは白っぽい(茶色・灰色の)線のように見えます(ネットで「蟻道」で検索すると出てきます)。もし蟻道があったらすぐに点検してもらいましょう。

 

蟻道はご自身で棒などで崩すことも可能です。崩して中にシロアリがいれば食害に遭っている可能性が非常に高いです。ただ、崩さずとも、蟻道を見つけたらまずは点検ですね。そこにシロアリがいなくても、もう食べるものがなくなって移動した後かもしれません。残されたのはスカスカの木材の可能性が…。

 

↑↑↑ 蟻道のイメージです。青いテントですが…笑

 

■室内でも注意

箪笥や重い家具の下に緩衝材を入れて床の傷を防ぎますよね。今は様々な緩衝材がありますが、昔は木材を置くことも多かったと思います。その木材にシロアリがいて、家具や室内の木材を食害してしまった事例があります。

 

そこから家にとって重要な基礎や構造体に関わる木材への食害になると非常に危険です。

 

今ホームセンターなどで購入する木材にそういったシロアリが入り込んでいるとは考えづらいですが、こういう事例もあるよ、ということで少しだけ記憶に留めてください。

 

マンションはコンクリートなのであまり不安はありませんが、害虫を自宅に連れ込んでしまうのは嫌ですよね^^;

 

 

以上です!

 

シロアリは前回も書きましたが、被害に遭う前の防蟻対策が重要です。

家に健康でいてもらうために、まずは予防対策をしっかりとお願いいたします^^

 

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