「不動産流通システム」有馬でございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
本年もより一層のご愛顧のほど賜りますようお願い申し上げます。
令和4年元旦
「買い替え特約」とは、自宅を買い替える際に先に新居を購入したい場合に、買主と売主の間で交わされる約束事のことです。その内容は、所有する物件をあらかじめ決めておいた日付までに一定の金額以上で売却できなかった場合に、新居の購入契約を白紙にできるというものです。
買い替え特約を結んでおくことで、物件の売却ができなかった場合、違約金等を支払うことなく新居の購入契約を白紙にできます。家が売れない場合の不安を解消できるため、安心して買い替えをすることを可能にする契約と言えます。
買い替え特約を入れるときポイントとなるのは最低価格と特約の期間です。最低価格は、実際の相場より安い価格に設定されるのが一般的です。このため、その価格で売却した場合でも、無理のない資金計画で購入できるか確かめることが大切です。
買い替え特約は、売主側からすると、買主の都合で購入契約が白紙になるリスクを抱えてしまいますので積極的に承諾してくれる売主は少ないと考えておきましょう。
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