【仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で18年目となりました。
つい先日ですが、新築住宅をご購入されたお客様のグリーン住宅ポイント申請手続きのお手伝いをさせていただきました。
グリーン住宅ポイントとは?
高い省エネ性能をもつ住宅の取得者等に対して、「新たな日常」等に対応した追加工事や商品と交換できるポイントを発行することにより、グリーン社会の実現および地域における民間主導の好循環の実現等に資する住宅投資を喚起し、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るものです。なんと事業予算は1094億円もあります!
ポイント対象者はポイント交換を申し込むことで色々な商品と交換することができます。ポイント発行の条件は新築住宅だけでなくリフォームや中古住宅でも対象となることがあります。
どんな新築住宅・リフォーム・中古住宅がポイント発行の対象なのか?
2020年12月15日から2021年10月31日までの契約案件で、一定の省エネ性能を有する住宅の新築、一定のリフォームや既存住宅の購入が対象となります。
住宅の新築(持ち家の場合)
- 高い省エネ性能等を有する住宅(認定長期優良住宅・認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅、ZEH)
- 省エネ基準に適合する住宅(断熱等級4かつ一次エネ等級4以上を満たす住宅)
住宅の新築(賃貸住宅の場合)
- 高い省エネ性能を有すること(賃貸住宅のトップランナー基準に適合)
- 全ての住戸の床面積が40㎡以上の賃貸住宅
住宅のリフォーム(持ち家、賃貸住宅)
- 省エネ改修(窓・ドアの断熱改修、外壁・屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置)
- 耐震改修、バリアフリー改修等
と色々と条件はありますがリフォームで最大30万ポイント、新築で最大100万ポイント付与されて、冷蔵庫やエアコンなどの大型生活家電、テレビなどの音響映像機器、パソコンやスマホやタブレットなどのデジタル家電、ダイニングテーブルやソファなどの生活家具、食料品や健康器具などあらゆるジャンルの商品と交換することができます。
私がお手伝いさせていただいたお客様は、新築住宅をご購入されてまだ完成前ではありましたが、フラット35S設計検査に関する通知書および設計検査申請書、確認済証と書類がすべて揃っておりましたので、30万ポイントほどグリーン住宅ポイントが付与される予定となりました。1ポイント=1円換算ですので、30万円分の商品と交換することができます。
1094億円の予算に対するポイント申請割合が今日現在で72%に達しておりますので残りは28%となります。100%に到達しますと12月15日を待たずして手続きができなくなりますので、条件が揃っている場合は早めの申請手続きをおすすめいたします。
なお、新築住宅については、申請に必要な証明書の発行受付を終了している登録住宅性能評価機関等もありますのでご注意ください。
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