今回、「囲い込み営業」についてお伝えさせて頂きます!!
「囲い込み」とは、自社で「両手仲介」実現したいがために、売却依頼を受けた物件の情報を市場に公開しない行為のことを言います。
この「両手仲介」とは、売買の依頼を受け、相手方を他の不動産会社を介さずに見つけることができた場合に、依頼元と相手方の両方から、仲介手数料をもらえることを言います。
そんな囲い込み営業に遭遇し、悲しい思いをしました。
ある一定エリアでお探ししていたお客様ですが、ネットサイトで希望の条件に見合う物件を見つけました。
私は、お客様からご紹介の依頼を受け、レインズ(不動産業者しか利用できない専用情報サイト)にて検索しましたが、掲載されていなかったのです。
直接掲載されている不動産会社へ問い合わせて、「お客様がご興味を持たれているのでご紹介してほしい」とお願いし、「いつレインズ登録するか」について聞きました。
結果は、「レインズには登録しない」・「御社にご紹介できない」と言われてしまいました。
私は悲しさのあまり、言葉にできず、電話を切り、お客様へお知らせすることにしました。
お客様には正直にありのままお伝えすることにしまいた。
「現在ネット掲載している業者様は、他社様へご紹介することは行わず、自社で買主様を見つけ、ご契約を行う。」と伝え、
そして、「そちらの物件のご興味があるようでしたら、直接お問い合わせ頂き、現地の見学を行って下さい。」と伝えました。
ただ、私も場所の特定や状況もお伝えせずにお答えするのは営業として手を抜いているのではないかと思い、役所にて建築計画の確認を行い、現地を特定し、現場の写真を撮り、お客様へ情報提供致しました。
その結果、周辺環境が希望と合わず、断念することとなってしまいましたが、このような「囲い込み」の実態があり、私が経験するようなことになるとは思いませんでした。
当社では、「囲い込み」は一切行わず、売主様・買主様の利益とご満足を追求して参りたいと思います。
囲い込みについて下記をご参考にして下さい。
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