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先日、首都圏に地震が発生し防災に対してハザードマップの重要性が再注目されております。
ハザードマップとは、自然災害により予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、
さらには避難経路、避難場所などの情報を地図に示したものです。
市町村にあっては、ハザードマップの作成・周知や具体的な住民の避難計画の策定が求められています。
ハザードマップは、単に住民に周知するだけではなく、その記載内容を正確に理解していただくことがより重要です。
また、ハザードマップは、想定エリア以外の場所が、絶対に安全であることを示すものではありません。
したがって、ハザードマップが「安心マップ」として誤って周知されることは避けなければなりません。
ハザードマップは、あくまで想定の1つにすぎず、その想定を超える災害があり得ることについて住民に丁寧に説明することが重要です。
住民のハザードマップについての正確な理解を推し進めるとともに、ハザードマップに示されていない場所等の危険性について
綿密に住民と話し合うなど、十分なリスクコミュニケーションをとることを、防災対策の柱の1つにすべきです。
一度、ご自身のお住いのハザードマップをご確認されてみてはいかがでしょうか。
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