海老とセーターとトイレの共通点とは? | 仲介手数料無料のREDS

仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で18年目となりました。

 

海老とセーターとトイレ 共通点は何でしょうか?

 

この組み合わせを聞いてピンとくる方はきちんとニュースを見ている方だと思います。

正解はベトナムです。ベトナムではコロナ感染拡大のためロックダウンが実施されており、工場の稼働が停止しております。その影響で日本に入ってくる海老とセーターとトイレが品薄になっているとのことです。

 

海老・・・ロックダウンによる影響で食材加工をする工場が稼働していない。スーパーでも海老が品薄になってきているらしいです。

セーター・・・ロックダウンによる影響でセーターやスウェットを生産している工場が稼働していない。新作の秋冬商品の販売が延期になっているニュースが流れていました。

トイレ・・・ロックダウンによる影響で温水便座を生産している工場が稼働していない。

 

一般の方なら海老とセーターの方がご興味があると思いますが、不動産にたずさわる人間から見ますと、この中でも気になるのはやはりトイレです。特に新築戸建てを建築している現場ではトイレが付かないと検査済証が交付されません。検査済証は、建築基準法で定められた「建築確認、中間検査、完了検査」の3つがすべて完了し、その建物が法律の基準に適合していることが認められたときに交付される書類で、検査済証が交付されてはじめて建築物として使用が認められます。

 

つい先日も新築戸建てを建築している会社でお客様のプレゼンに同席してきたのですが、物件担当者が言っていたのは、日本にあるトイレの在庫が年内はギリギリ間に合っても、来年以降は分からずトイレの納品が間に合うかどうかが不安だと言っておりました。ウッドショックも大変でしたが、ベトナムのロックダウンがトイレの供給不足に直結しており、新築戸建てを建築している現場でもその影響が出てきております。

 

日本は輸入大国であり、日本の衣食住はベトナムによって支えられている側面もあります。日本では昨日から緊急事態宣言が解除され徐々に通常の生活に戻りつつありますが、世界的に見ればまだまだコロナの感染者数は減っておらず、もうしばらく影響は続きそうな感じです。

 

 

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