こんにちは!
【REDS】不動産流通システム 宅建士 佐藤亮介のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
さて、今回は、われわれ宅建士が、土地・戸建のご売却依頼を頂く際の、現地調査についてお話ししたいと思います。
土地については、現地では、次の事項について調べます。
(1)見える部分=道路幅員、境界標、間口・奥行、高低差、ブロック塀、擁壁、越境(建物、庭木、電線)等
(2)見えない部分(地中のもの)=上水道管、下水道管、ガス管等
今回は、「見えない部分」についてお話します。
ブログの進行に合わせて、ご自身でご自宅の調査を行ってみてはいかがですか。
われわれは、この「見えない部分」は注意深く観察します。
売買する土地について、上水道・下水道・都市ガスを利用していることを確認するのは当然ですが、他人(多くは隣接地)の上水道管・下水道管・ガス管が通っていないかを確認するためです。
また、逆に他人(隣接地)の土地を利用していないか確認するためでもあります。
今回は下水道の例(23区内の場合)のご説明です。
下水(トイレの汚水、お風呂・台所の雑排水)を前面道路下の下水道本管に流すのですが、その位置を確認します。
まず、前面道路に放流しているか(利用している汚水桝があるか)から確認します。
通常、敷地の前面道路(敷地際)に、汚水桝があります。(「通常」と書きましたので一般的なケースです)
この汚水桝↑が敷地前にあるかどうか、探します。
これが汚水に関する現地調査の第1歩です。
もしなかったら!?
お隣にはあるけど、自宅前にはない!?
続いて、次の調査を行います。土地・戸建の調査(売買の調査その2で)を後日掲載しますので、ご覧ください。
なお、よく似ていますが、下↓は雨水桝です。
※今回の例は、23区内、四角い汚水桝が、道路上敷地際にある地域のものです。
コメント