こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
新型コロナウイルスの新規感染者数、大変な状況ですね・・・
インド型の変異株に対しては、3回目の接種も必要になりそうなニュースも出ていますし、新型コロナとの戦いは、当初の想定よりも長期戦になりそうですね。
(ワクチン接種がどれだけ迅速に出来るかにかかっているのに、そのワクチンがないという・・・)
ところで、中古マンション市場についてのレポートが発表されました。
2020年下期における既存マンション売出価格と取引価格を比較した「価格乖離率」に関する調査結果
((株)東京カンテイ 2021年7月29日)
(株)東京カンテイは2021年7月29日、2020年下期における既存マンション売出価格と取引価格を比較した「価格乖離率」に関する調査結果を公表しました。
このプレスリリースの内容を見ると、市場の需給がひっ迫している事から下記の様になっている事が分かりました。
・売出価格(販売開始価格)が上昇傾向にある中で、強気の値付けにも買い手がついていること。
・首都圏では、売却期間 1ヵ月以内で、全体の3分の1以上が成約していること。
新型コロナで経済的に苦しい方も増えている筈なのですが、いまのところその影響は首都圏の不動産市場にはあまり出て来てはいない様です。
他方で同時に発表された近畿圏と中部圏の中古マンションの市況を見てみますと、両市場とも販売期間が若干長期化している様です。
また中部圏では、売出価格・成約価格ともに下記の様に下落が顕著となっています。
(首都圏と近畿圏では売出価格、取引価格ともに上昇傾向にあるので、たまたまなのかも知れませんが・・・)
◆首都圏
平均売出価格:3,884万円(前期比+2.1%)
平均取引価格:3,649万円(前期比+3.3%)
◆近畿圏
平均売出価格:2,858万円(前期比+3.5%)
平均取引価格:2,635万円(前期比+3.3%)
◆中部圏
平均売出価格:2,434万円(前期比-5.6%)
取引価格:2,248万円(前期比-5.1%)
今まで不動産市況は上昇傾向が続いておりましたが、アメリカやヨーロッパでは、コロナ対策が一段落したこともあり、「テーパリング」(量的緩和の縮小)についてのアナウンスが出始めました。
世界的な金融緩和による低金利が不動産市場を牽引してきた側面は否めませんし、
新型コロナ対策の補助金が切れれば、おそらく売り物件が市場に出始めて、現在の様な需給のひっ迫は解消されて行くと思いますので、いつまでも不動産価格の上昇は続かないと思われます。
株価と同様に不動産も「いつが一番高く売れる時期(売り時)だったのか」は、正直、後になってみないと分かりませんが、
個人的には「そろそろじゃないのかな」と感じているところです。
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では、また。
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