皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(ほり しげかつ)です。
法務局って、どこも駅から遠いところが多いので、時間と交通費の事を考えると、ちょっと憂鬱になったりします。
そこで今回、法務局で入手するような「謄本の原本」を、自宅や勤務先など指定場所で受け取れるサービスを試してみました。
「でも、別途送料や、速達料金など、費用もかさむのでは?」
「届くのに何日もかかるんでしょ!」
いえいえ、それが、そんなこと全然なかったのです。(^^)/
料金ですが、通常郵便の場合には送料が別途かからず、しかも土地や建物の謄本なら、法務局窓口よりも1通あたり100円安い!フシギです!
そして到着スピードですが、速達料金を別途追加負担すれば速達配送も選択できますが、今回は通常郵便のままで試しました。
パソコンで14時ごろ依頼して、すぐに近くのATMで現金で料金を支払ったのですが、なんと翌朝に自宅のポストに投函されていたのですよ。
こんな便利な方法があったなんて。もっと早く知っていれば・・・。
「ネット謄本」なら、簡単に入手出来ていた。
不動産の登記情報を確認するために、私たちは「土地謄本」「建物謄本」「土地測量図」「建物図面」などを入手して確認する機会が頻繁にあります。
(「謄本」というのは通称。正確には「登記事項全部事項証明書」などといいます。)
これらの登記情報は、本来はお近くの「法務局」に出向いて、閲覧や写しの入手をおこなうのですが、その都度役所に行くのは大変です。
そこで、インターネット経由で登記情報が確認できる「登記情報提供サービス」が開始されています。
いまでは不動産業者や司法書士事務所などでは、これを利用して、通称「ネット謄本」と呼ばれるものをプリントアウトして利用しているのです。
「謄本の原本」が必要!
しかし、住宅ローンの手続きなどの際に金融機関から「ネット謄本」ではない「謄本の原本」の提出を求められることがあったりします。
(謄本の原本とは、法務局で入手する正式な「登記事項証明」です。)
その場合は、いままでは、いちいち法務局に出向いて、順番を待って入手していたのです。
もう、そんなアナログの世界は終わりです。
このサービスですが、お堅いお役所らしく、非常にわかりにくいページ
「登記・供託オンラインシステム」などと仰々しい名前のサイトの中にあります。
そのなかに「かんたん証明書請求」というボタンが、最初の入口なのですが、
名前に反してちっとも「かんたん」っぽくない。
でも、がまんして「ご利用環境の事前準備(初回のみ)」をやってみてください。
こちらの説明も、ご参考まで。
「オンラインによる登記事項証明書等の交付請求(不動産登記関係)について」
なんて、逃げ出したいくらいお堅い表題と文章ですが、よく読んでみて使ってみると便利です。
いちど謄本の請求で使ってみると、もう法務局に出向く気がしなくなるかもしれません。
(^^)/
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