【仲介手数料最大無料・最低でも割引】不動産流通システムREDS
「リアル正直不動産」を目指している宅建士の菊池弘之です。
【正直不動産9巻で弊社REDSが紹介されています】
前回は変動金利型住宅ローンについてご紹介しましたので、
今回は固定金利型住宅ローンの仕組みについて解説いたします。
固定金利型
【メリット】
・固定金利のため金利変動の影響を受けず、ずっと返済額が変わることがない。
・返済額が変わらないので、家庭の収支計画を立てやすい
【デメリット】
・金利上昇などがない場合、一般的に変動金利型よりも返済総額が多くなる。
ただ、一般的に言われている上記のメリットのほかに、私が個人的に一番のメリットだと感じることがあります。
それは、
「同じ年収でも、変動金利型より固定金利型のほうが借入額を増やせる」
ということです。
なぜかというと、借入可能かどうか銀行が判断するときに使う「審査金利」が違うからです。
審査金利とは?
住宅ローンを借入する際、銀行が「このお客様にはいくらなら貸しても大丈夫なのか」という審査をします。
各銀行は設定している返済比率(収入から住宅ローンの返済にいくら回せるかという計算)にしたがって、その返済比率に収まるのであれば、融資をしようという判断になります。
その時に使う金利が「審査金利」です。
※各銀行が設定している基準金利とは別物です。
変動金利型は金利変動の可能性があるので、審査をする際、余裕を持った審査金利を設定しており、
三井住友銀行の場合ですと、3.3%の審査金利となっております。(2020年4月16日現在)
それに比べて、固定金利(例としてフラット35)ですと、審査金利も固定金利と同じ数値になるので、年1.370%の審査金利となります。(2020年4月16日現在)
上記の条件で借入可能額を試算してみます。
A様
・年収500万円
・借入期間:35年
・他の借り入れ:なし
【変動金利】
実行金利:0.625%
審査金利:3.3%
返済比率:40%以内
⇒借入可能額(目安):4,140万円
【固定金利】
実行金利:1.370%
審査金利:1.370%
返済比率:35%以内
⇒借入可能額(目安):4,860万円
返済比率が35%でも、審査金利が低いので借入可能額が伸びました。
どのようなお客様に適している?
今回ご案内した固定金利については、金利変動のリスクを気にされる方はもちろんですが、借入可能額が増えるため、個人的には以下のような場合のお客様にもお勧めできます。
・ご夫婦共働きで収入もしっかりあるが、ご主人が転職したばかりで、銀行として奥様の収入のみしか銀行が審査してくれない場合。
・本業の収入のほかに副業等の収入があり、将来的にもローンの支払いが問題ない場合。
・変動金利だと難しいが、固定金利にすると憧れの物件に手が届く場合。等
変動金利と固定金利を比べてみましたが、どちらにもメリット・デメリットがありますので、個々のご家庭の返済計画に最適なものを選ぶことが大切です。
REDSでは住宅ローンについてのご相談も承っておりますので、ご気軽にご相談ください。
最後に言い忘れましたが、
弊社REDSなら、一般に流通している物件であれば、ほとんどの物件について、仲介手数料が「無料か割引」で
ご購入いただけますので大変お得です。
このブログが少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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