菅野です。
先週「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の街区名称が「東京ミッドタウン八重洲」に決まった、と三井不動産からニュースリリースがありました。
三井不動産は東京駅前で開発中の高層複合ビルなどの街区を「東京ミッドタウン八重洲」とします。3カ所目の「ミッドタウン」は地上45階で2022年8月に竣工。日本初進出の「ブルガリホテル東京」も入居します。https://t.co/wP1CuvCxI6
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 8, 2021
八重洲にも東京ミッドタウンができるんですね!とウキウキしたんですが、見渡すと東京駅八重洲口のある東側にはたくさんの再開発事業が現在、行われています。
①八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
こちらは先ほどの「東京ミッドタウン八重洲」のすぐ南側の再開発事業になります。
三井不動産とヒューリック、鹿島建設が事業協力者になっています。今年度中に組合を設立し、2028年度完成を目指しています。
②東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業
こちらは当社REDSからすぐのところ、八重洲通りの北側の再開発事業です。
A地区、B地区に分かれており、A地区は11階建ての店舗事務所ビル、B地区には51階の超高層ビルが建築される予定です。
現在、絶賛解体中で、付近は通行止めやらなんやらで結構大変です
東京建物、都市再生機構、大林組、大成建設で2025年竣工を目指して事業中です。
国際都市東京に新たな陸の玄関口が誕生 ~東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業を国土交通大臣が認定~国土交通省
③八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
現在、みずほ信託銀行の本店がある場所になります。
日本橋川沿いと併せての再開発事業となり、首都高速道路都心環状線の地下化も絡む大事業のようです。
2030年完成を目指しているそうです。
日本橋川沿いエリアに大規模施設等を整備 「(仮称)八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定 2025年度本体工事着工予定※東京ガス
④TOKYO TORCH
三菱地所が日本橋口に作る地上63階の超高層ビル「Torch Tower」を含む再開発です。
2027年完成予定で、完成すると高さ390mとなり「あべのハルカス」を抜く、高さ日本一のビルとなります。
その隣には先に今年完成する「常盤橋タワー」があり、こちらも地上40階のビルとなっています。
さすが三菱、すごいですなあ。
TOKYO TORCH 東京駅前常盤橋プロジェクト | 三菱地所
他にも日本橋1丁目に2か所
・日本橋一丁目1,2街区
日本橋周辺5地区再開発(東京都中央区)/首都高地下化で検討進む/準備組合 [2017年8月9日4面]日刊建設工業新聞
・日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業
地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」 現地に建築計画のお知らせ掲示!東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行
日本橋を渡った「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」
日本橋室町一丁目再開発 三井不動産 | Simple is best
旧ブリヂストン本社のあった「京橋彩区」など、たくさんの再開発が行われています。
八重洲が閑散としているのは、コロナ禍だけの影響ではなく、こういった再開発で一時的にオフィスが移転し人が少なくなっている影響もあるのでしょう。
早く人が戻ってくると良いなと思います。
まずは来年度の「東京ミッドタウン八重洲」の完成で、八重洲にも活気が戻ってくるのではないかと思います。
あと1年か、待ち遠しいなぁ~!
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