『都市計画道路』について | 仲介手数料無料のREDS

 

 

物件を探している際に、都市計画道路について目にする機会はあるのではないでしょうか。

今回は、都市計画道路についてお話したいと思います。

 

都市計画道路とは、都市計画に基づいて計画された道路のことを指します。

都市計画道路には、『事業決定』と『計画決定』の2種類があります。

 

『事業決定』とは・・・
工事の着手が決定している道路、または既に着手している道路
事業決定の道路でも、工事着手までに決定から数年、長いと10年くらいかかるようです。

 

『計画決定』とは・・・
工事着手時期が未定の道路

 

計画決定の段階でも、購入する物件に都市計画道路がかかっていたら
将来的に立ち退かないといけないのではないか、など不安に思う方がほとんどかと思います。

 

 

そもそも都市計画道路の決定は、ほとんどが昭和30年~40年代の高度経済成長期に計画され
都市の拡大を前提に計画された道路がほとんどです。

 

近年の人口減少、低成長などの社会的情勢を踏まえると、
都市計画道路の決定後50年以上が経過し、計画道路そのものの必要性が失われつつある道路があります。

 

近年は、都市計画道路の見直しについても各地方公共団体により進められているようです。

 

残念ながら、不動産取引において都市計画道路について明確な答えを持ち合わせていないのが現実です。

 

その道路の延長線上に、道路用地として確保されている空き地や道路がないか自分の足で確かめてみたり、
市役所の都市計画課を訪ね、担当者に直接問い合せるなど、ご自分で納得してから判断するのが良いかと思います。

 

 

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