REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
すっかり秋らしい気候ですね。
日中は心地よい気候ですが、朝晩はかなり寒くなってきましたので、体調にはくれぐれもお気を付けください。
今回は2020年9月度の不動産流通市場の動向をお知らせします。
公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2020年度9月版)によると、首都圏(1都3県)の状況はこのような状況となりました。
◎中古マンション成約件数
千葉県 -3.7%
埼玉県 -3.3%
東京区部 -9.9%
多摩 -10.6%
横浜、川崎市 -3.9%
神奈川県他 -7.1%
先月とは一転して、成約件数の前年度比は、軒並み増加から減少へ転じました。
23区及び多摩の東京都が、約10%程の減少となってました。
◎中古マンション成約単価
千葉県 +7.6%
埼玉県 +3.5%
東京区部 +5.2%
多摩 +8.0%
横浜、川崎市 +2.1%
神奈川県他 +4.7%
成約単価では、先月に続き、全ての地域で単価が上がっております。
東京エリアは成約件数の減少率が高い反面、価格の上昇率が高くなりました。
◎中古戸建成約件数
千葉県 +7.7%
埼玉県 +11.8%
東京区部 -2.2%
多摩 +7.0%
横浜、川崎市 +2.1%
神奈川県他 -5.9%
一戸建ての成約件数は、地域によって増加、横ばい、減少とかなりのばらつきがありました。
◎中古戸建成約単価
千葉県 +16.6%
埼玉県 +8.0%
東京区部 -2.1%
多摩 +12.4%
横浜、川崎市 -0.7%
神奈川県他 -1.7%
成約単価については、成約件数が多かった地域が、成約単価が高くなるという結果となりました。
8月は、首都圏内の全体的な動きは類似していたものの、9月は隣接地域同士でも異なる動きが見られました。
全体的には、マンションの売却件数が減少し、一戸建ての成約件数が増加傾向にあります。
どちらの種別につきましても、成約金額については全体的には上昇いたしました。
現在ご購入されている方は、必要性と購入意欲が高いため、成約金額自体は微増しているようです。
月単位で、市場の動きが大きく変化しておりますので、引き続き、その時点での各エリアに動向に注視して、最善のご提案ができるようにいたします。
ご質問等ございましたら REDS【株式会社 不動産流通システム】金谷(かねや)まで、お気軽にお問い合わせください。
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