菅野です。
都内のオフィスが空いています。
8月の東京都心オフィス空室率、3%台に上昇 賃料も下落(日経)
上記は9月の日経の記事ですが、三鬼商事のデータでは、9月の空室率は3.43%とのこと。
今月の不動産流通研究所R.E.portの記事でも同様の内容です。
こちらはビルディンググループのデータですが、三鬼商事と同じく3.43%とのこと。
昨年から今年前半にかけて1%台で推移していた東京のオフィス空室率は、コロナ禍(それに伴うテレワーク導入の流れ)の影響をもろに受けて今年の5月からぐんぐんと上昇しています。それに伴い、賃料も下がってきているようです。
しかも、先ほどの三鬼商事のデータを見ると、特に港区、渋谷区の空室率上昇がえげつないです。
逆に千代田区は他に比べると空室率が低めですが、これはIT関連企業(テレワーク多め)の多い渋谷区、港区に対し、レガシー企業(テレワーク少な目)の多い千代田区という状況が見て取れます。(千代田区でも地域で見ると神田・秋葉原・お茶の水が空室率高めというのも、それを証明しているかと思われます。)
新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着くまで、この傾向は続きそうです。
コメント