関東も梅雨入りとの話も出て居りまして、東京特有の蒸し暑い季節が
やって参りました。マスク着用で歩き回りますと本当に息苦しい!!
人の居ないところではマスクを外して小休止しているREDSの坂爪です。
居住中、投資向け、売る方も買う方も気になるのが・・・
「不動産市場の今後の動向」
「コロナで不動産の価格は???」
と言うところかと思います。
時系列でみますと・・
緊急事態宣言が出ましたのは4月の上旬でしたが、実際には3月の
上旬には小中高校の臨時休校要請が出て、市中はコロナの影響が鮮明
になっていました。
各社のテレワーク導入等は、早い会社で4月中旬、多くはGWの前後
からでした。
5月一杯まで、緊急事態宣言が延長され、6月の頭から徐々に各種
制限や自粛が解除されました。
不動産の動向としては、3月上旬~中旬にかけて、具体的なお話の
無い売却物件で居住中の物件や、ご売却を急がない売主様中心に
一時販売中止の物件が相次ぎました。
通常年度末は不動産は繁忙期ですが、今年の年度末は成約件数は低調
、しかし大幅減と言うほどの影響は有りませんでした。
4月に入って影響が出始めました、外出自粛要請の影響から、居住中
の物件を中心に非常にご見学がしにくい状況となっておりました。
従いまして成約件数も減少。
しかし、例年4月以降は成約件数は減少しますので、はたしてコロナ
の影響なのかは未知数。
5月の入りますと、テレワークと外出自粛でお家で過ごす時間が増
えた影響か、御購入のお問い合わせが急増しておりました。
物件の詳細や資料が欲しい、空室物件や新築物件はご見学希望も
頂いて居りました。
しかしながら、市場の大半を占める中古物件が、コロナの影響と
各仲介が社のテレワーク・営業時間短縮の影響からか営業効率が
低下して5月の成約はお問合せの件数に反して以外と伸び悩みました。
そして緊急事態宣言が解除された最初の週末だった6月6日、7日は
目の回る様な忙しさでご見学希望を頂いて居りました。
私がご売却のお手伝いをしております物件も、1日4件のご見学
希望を頂いた物件もございました。
5月沢山頂いたお問合せのお客様の中には、緊急事態宣言解除で
トーンダウンした方も沢山いらっしゃいますが、6月になっても
引き続き多くのお問い合わせを頂いています。
ご売却再開や、新規のご売却相談もチラホラ入って来ている印象。
例年、GW頃から8月の夏休み明けまで、不動産会社は閑散期で
静かな時期に入るのですが、今年は少し様子が違います。
現在の首都圏の不動産市場の状況としては、短期的ではあります
が「需要過多」の状況です・・・・
そうです、直近で金額が大幅に下がる可能性は低いと言えます。
投資向けの物件に関しては、言うまでも無く「投資」」ですので
少しでも利回り良く購入する事が大切ですが、自己居住用の物件
に関しては、余り値段が上がる、下がるを気にしすぎますと良い
買い物は出来ません。
御購入に際して多くの方が住宅ローンをご利用になりますが、
完済時の年齢などを勘案しますと不動産には「購入適齢期」が
あります。
これから下がるのでは無いか・・・なんて事を気にしすぎて
1年3年5年と過ごすうちに借り入れ条件は厳しくなります。
また、不動産には相場が有り、仮に掘り出し物があっても
星の数ほどある不動産会社が指をくわえて見ている訳があり
ません。
私たち現場の第一線にいるプロでも、この先の市場動向を完全
に読むことは出来ません。
お住まい探しをされている方、御購入を検討される方・・・
私も過去のブログでも書いておりますが、原則として
「欲しいと思った時、必要な時が、不動産の買い時」
また「不動産は相場で買うのが一番」です。
それでもやはり、不動産は個人にとっては最大の資産となる
訳ですから、私たちREDSの営業マンは「資産価値のある不動産
選び」をアドバイス・お手伝致します。
因みに、私の考える「資産価値のある不動産」それは、
●将来価格が上がるという事では無く、何らかの理由で不動産を
手放す時、その時の相場で安全で確実にご売却できる事。
と考えます。
いくら安く買っても、将来売れない物件、換金性の低い部件
であれば資産価値があるとは言えません。
コロナの影響、まだまだ未知数ですが、今後も不動産市況について
は時々レポート致します。
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