菅野です。
本日、提言したいのは
「家は20代に買ったほうが良い!」
ということです。
かくいう私も20代で家を買っています。
今まで、ITバブルやリーマンショック、東日本大震災などいくつもの困難な時期を越え、かつ3回転職をしてきましたが、家を買っていたおかげでなんとか乗り切ることができました。
で、なんで20代に家を買ったほうがよいのか?という理由を3つ述べます。
① 35年借りても60代で完済できる!!
少子高齢化が進んだこともあり、定年が65歳になり、今後は70歳になるかもしれないそうです。
一般的な住宅ローンの借入期間のMAXは35年です。
仮に29歳に買ったとしても、35年後の64歳で完済できるわけで、仕事の現役中に返済できてしまいます。
しかも、繰り上げ返済してもっと早く完済することができれば、その後はローン返済していたお金を貯蓄等に回すことができるので、老後も安心!となります。
これが39歳に35年ローンを組むと完済は74歳、44歳で組むと79歳となります。
そして、住宅ローンは80歳の誕生日までに返済しなければならないルールとなっていますので、45歳以降は35年借りることができなくなってくるのです。
住宅ローンは、期間が長ければ長いほど、月の返済額が低くなりますので、35年借りられないと月の負担は増えてくることになり、40代半ばを超えて買うのは負担もリスクも大きくなってきます。
しかも年をとってくると、飲みすぎて肝臓病になったり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に罹ったり、他にもいろんな病気になったりします。
そうなってしまうと団信(団体信用生命保険)に入れなくなったりして、住宅ローンが借りられなくなったりしてしまいます。
ですので、なるべく若くて元気なうちに住宅ローンは組んだほうが良い!のです。
② まだ稼げないうちに買うことで、逆にリスクを減らすことができる。
20代は、入社して時間が経っていないこともあり、年収はそれほど多くないと思います。
ですのであまり高い物件は買えません。
その時の月収で毎月ローンが支払える価格の物件を買うことになります。
ただ、入社後に年を経て経験をつみ、役職があがれば給料も上がります。
そうすると必然的に月収に占めるローン返済額の割合は低くなっていき、余裕が生まれてきます。
余裕が出てくれば、それを貯蓄に回してある程度貯まったところでローンの繰り上げ返済ができたりします。
もちろん、その余裕資金を他のことに回すこともできたりしますので、いろいろな生活のリスクに対応することもできるようになります。
早く家を買うだけで、その後の生活に余裕が生まれるとすれば、買わない理由は無いですよね!
考え方としては「稼いでからいい家を買おう」ではなく「稼いだらもっといい家を買おう!」です。
③ 親に援助をお願いしやすい。
20代で家を買おうとすれば、親もまだ若いのです。
若い方だと40代でおじいちゃん、おばあちゃんになったりします。
現役世代のグランドファーザー、グランドマザー爆誕です!
孫が生まれる前に、(または)生まれたから家を買いたい、だから一部資金を出してちょうだい?とストレートにおねだりしてみましょう。
まあ、親御さんはいろいろな条件を言ってくるかもしれませんが、それも子や孫かわいさのあまりなので、許してくださいな。
子供ができる前、結婚を視野にいれて家を買うのも有りだと思います。
親は亡くなる前に、動けなくなる前に使ってあげましょう。
「立ってるものは親でも使え」です(違うか)。
親子の愛情があれば、親に対する子供の前向きなお願いはウエルカムなはずです。
国も、親からの資金援助は
直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税
という制度を作って後押ししています。
親から子への財産の移動に対する、もっとも強力な減税制度の一つですので、親御さんにお金があるなら絶対使ったほうが良い制度です。
(「直系尊属からの住宅取得資金贈与の非課税」については以下のブログで解説しています。)
デメリットとすれば、引っ越ししづらいってことだと思いますが、資産性の高い物件を買っていれば、売って住み替えることは難しくありません。
じゃあ「資産性の高い物件」って何?と思った方は、ぜひREDSのエージェントにご相談ください。
とにかく、家は早く買えば買うほど、メリットが大きくなります。
将来をある程度考えている方はもちろん、漠然としか考えていない方でも、買えるなら買っておいたほうがいいんです!!
これは20代にボロ家を買ったにもかかわらず満足している私の経験上の提言です。
ホントに、はやく買ったほうがいいんですってば!!
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