こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田です。
今回は、5月4日に政府の専門家会議が示した「新しい生活様式」の実践例から、今後の不動産の購入に際しての需要の変化について考えてみました。
5月4日、政府は新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言を5月末まで延長することを決定しました。
5月末まで延長なんて、経済への悪影響が心配されますが、感染拡大防止の為にはここが最初の正念場と思って一致団結して耐えるしかないですね。
(仮に5月で感染拡大に低下傾向が見られても、第2波、第3波が来る事も十分に覚悟しておいた方が良いんでしょうね…)
5月4日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策を検討する政府の専門家会議は長期的に感染拡大を防ぐために「新しい生活様式」の実践例を下記の様に示しました。
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◆ 「新しい生活様式」の実践例 ◆
【一人一人の基本的感染対策】
◇感染防止の3つの基本
(1)身体的距離の確保
(2)マスクの着用
(3)手洗い
・人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空ける。
・遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
・外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
・手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。
◇移動に関する感染対策
・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
・帰省や旅行は控えめに。出張はやむを得ない場合だけにする。
・発症した時のため、誰とどこで会ったかをメモにする。
・地域の感染状況に注意する。
【日常生活を営む上での基本的生活様式】
・こまめに手洗い、手指の消毒を行う。
・せきエチケットの徹底。
・こまめな換気。
・身体的距離の確保。
・「3密」の回避(密集、密接、密閉)。
・毎朝体温測定、健康チェック。発熱または風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養する。
【日常生活の各場面別の生活様式】
◇買い物
・通販も利用する。
・1人または少人数ですいた時間に買い物に行く。
・電子決済の利用。
・計画を立てて素早く済ます。
・サンプルなど展示品への接触は控えめに。
・レジに並ぶときは、前後にスペースを空ける。
◇公共交通機関の利用
・会話は控えめに。
・混んでいる時間帯は避けて。
・徒歩や自転車利用も併用する。
◇娯楽、スポーツなど
・公園はすいた時間、場所を選ぶ。
・筋トレやヨガは自宅で動画等を活用。
・ジョギングは少人数で行う。
・すれ違うときは距離を取る。
・予約制を利用してゆったりと。
・狭い部屋での長居は無用。
・歌や応援は、十分な距離かオンラインで。
◇食事
・持ち帰りや出前、デリバリーも利用。
・屋外空間での利用。
・大皿は避けて、料理は個々に。
・対面ではなく横並びで座る。
・料理に集中、おしゃべりは控えめに。
・お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避ける。
◇冠婚葬祭などの親族行事
・多人数での会食は避ける。
・発熱や風邪の症状がある場合は参加しない。
【働き方の新しいスタイル】
・テレワークやローテーション勤務の実施。
・時差通勤。
・オフィスは広々と。
・会議はオンラインで。
・名刺交換はオンラインで。
・対面での打ち合わせは十分な換気とマスクの着用。
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新型コロナウイルスによる経済活動や移動の制限等は、ワクチン等の治療薬の開発とその効果の発現により、段階的に1~2年程度で解決されるかも知れませんが、
働き方改革やIT技術の発展等も相まって、これを契機に働き方や生活様式自体が変わる可能性が指摘されています。
もしそうなった場合、新型コロナウイルスの騒動が終息した後も、今後の不動産購入に際しての需要に変化が出て来ることが考えられます。
具体的には「少し遠くても、もう少し広い物件に」という需要が一定割合で増えるのではないかと考えています。
「テレワーク」が浸透すれば、家の中に「仕事部屋」が一部屋欲しいという人は確実に増えますし、これまで会社にいた人間が在宅勤務で家にいる時間が増えれば、広いリビングが欲しくなるかも知れません。
「時差通勤」や「ローテーション勤務」で通勤ラッシュの混雑が緩和されて、通勤が楽になると「同じ予算でもう一部屋増えるなら、広いリビングが手に入るなら、10~15分位は長く電車に乗っても良いか」と考える方も増えて来るのではないでしょうか。
現在は、物件のご購入を検討されていても「緊急事態宣言」が解除されるまでは、内見等を自粛しようとお考えの方も多いかと思います。
この機会に新型コロナウイルスの騒動が収まった後の働き方や生活様式を想像して「少し遠くても、もう少し広い物件に」という選択肢を加えて、購入物件の希望条件を考え直してみるのも良いのではないでしょうか。
では、また。
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