緊急事態宣言の下、私たち不動産業者はどうするべきか | 仲介手数料無料のREDS

菅野です。

とうとう、緊急事態宣言が日本全国に発令されました。

弊社では以前よりテレワークを推進しており、現在、社員の出社を最小限にとどめるよう努力しています。

ただ致し方無いことではありますが、このコロナ禍の最中に家を買おうとする方は多くはございません。

このような時に、私たちはどのようにすべきかを考えてみました。

 

 

まずはとにかく家から出ないようにする。

外出の自粛要請が出ているのですから、私たちもそれに従います。

いわゆるエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちのリスクを減らすためにも、自宅で仕事ができる人たちは、今は出社を控えてそれに協力すべきと考えます。

家で出来る仕事はたくさんあり、またこういうときににこそ、不動産や税、法律などの知識、ITスキルなどの研鑽を積むことが必要だし、それができると思っています。

また、お客様からのお問い合わせの数は減っていますが、全く無いわけではありません。

こういうときにお問い合わせいただくお客様は大変ありがたいものです。

普段はなかなか対応しにくい、物件探しのご対応、エージェントからの物件の提案につきましても、普段より手厚く対応させていただいております。

メール、電話、LINEなどでのコミュニケーションは大歓迎ですので、込み入ったご相談もぜひご連絡いただけたらと思います。

エージェント全員、今できることを全力で対応させていただきます。

 

 

ご案内といえども長時間の外出は避ける。

今は、外に出ている時間が長ければ長いほどリスクが高くなります。

長時間の移動は避けるべきこととなりますので、今、複数件数のご案内は難しいです。

物件見学を検討されるお客様におかれましても、これは、というものをよく選んでご覧になることをお勧めします。

空家や新築物件などをご覧になるほうが、若干ではありますがリスクは低いかもしれません。

 

 

対面時は「飛沫感染」を防止する。

これは不動産業界にかぎりませんが、今、接客をおこなうときにマスク着用は必須となっています。

それなりの大きさの企業はどこもマスクの入手に必死に取り組んでいて、今、マスクをせずに接客するような店は必然的にお客様から避けられます。

まだ市中に出回るまではいっていないようですが、4月下旬くらいからマスクが出荷されるようですので、これはきちんと入手していきたいと思います。

と申しますのも、不動産業で大切なのは「重要事項説明」でして、一部で利用されているIT重説を除き、重要事項説明は宅地建物取引士が「対面」で説明することを義務付けられています。

重要事項説明、契約は長時間、始終対面で行うこととなりますので、最大限の注意配慮が必要となる場面となります。

その際にはマスク着用のほかにも工夫が必要かもしれません。

コンビニなどで見かけた方もいらっしゃるかと思いますが、お客様との間に透明な幕のようなものを設置して飛沫感染を防止しようとしているところもあります。透明アクリル板を衝立にしてお客様との間に設置し、飛沫感染を防止する措置を行っているところもあります。また、オープンな席を用意して風通しを確保して行う、という方法もあるかと思います。

 

そして最も重要なのは、

自身が医療のお世話にならない。

ということに尽きるかと思います。

医療現場の皆様は現在、必死に頑張っていらっしゃるのは間違いありません。

しかし、救急車で搬送されてもCOVID-19疑いというだけで数十件の病院から断られる状況がある、などという報道もあり、かなりリソースは逼迫しているように見受けられます。

仮に、新型コロナウイルス感染症でない、別の病気やケガをしたとしても、医療のリソースが足りない現状では、今までと同じような満足できる医療を受けることができない可能性があるのです。

とにかく今は絶対的に「健康」に留意するしかないと、腹に決めるしかありません。

年末に「今年は本当に大変だったなあ」とみんなで笑えることを信じて、今はとにかく、皆さん、生き抜きましょう!!

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