【仲介手数料最大無料】の不動産流通システムREDS 津司徳義(つしのりよし)です。
今回は不動産売買の最前線に立つ不動産営業マン・マンション管理士・宅建士・2級FPの視点から売り買いの現状についてお話しをさせていただきます。
【今売らなくても良い】という売主様の多くは、売却を一旦ストップするという傾向がみられます。
売主様サイドの視点から逆算すると一定期間で騒動が落ち着けばその後は適正価格での売却が出来るだろうと考えていると推察できます。
不動産の市場価格は売主、買主という市場参加者の合意にのみ依存します。
したがってコロナが収束すれば通常の市場環境で売却が可能と考えている売主サイドの視点から考えると、【今買いたい】と考える買主サイドは今は買い時という判断が出来るかもしれません。
なぜならこれほど価格交渉のしやすい環境は前代未聞と言えるからです。
敢えて両論併記という立場から申し上げますが、騒動収束後の資産バブルを懸念する声も出始めています。
資産バブルとは地価、株式、物価等の上昇です。
また住宅ローンには必須の団体信用生命保険がありますが、大きな病気をすると加入が出来なくなります。
下落するかどうかわからない状況で下落を待ち、その間に病気になってしまい団信加入が出来なくなるというデメリットも考えなくてはいけないかと思います。
相場を見極める期間が長くなればなるほど、家賃を払い続ける期間、健康リスクにさらされる期間も当然長くなります。
買い時を見極める事はもちろん重要です。
それ以上に大事な事は、必要な時に必要な不動産を買うという事が不動産購入の失敗の可能性を低減させるのかと思います。
最近は多くのお客様から今後の状況について私個人の意見を聞かれることが多くなってきています。
このブログは非常に難しい状況下での4月11日現在の私個人の意見です。
1年後にどのような状況で読み直すなか、明るい気持ちで読み返せることを願っています!
正しい方法、より良いアプローチで不動産購入を進めることで「より良いお住まい探し」の可能性は必ず高まるはずと私はいつも考えています!
今回のブログがみなさまのお住まい探しのプラスになれば幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
コメント