成約御礼
皆様こんにちは。
不動産売買の 仲介手数料が「割引・最大無料」の【REDS】の渡部親三です。
この度下記のマンションのご購入をお手伝いさせて頂きました。
〇 中古マンション
パークシティ柏の葉キャンパス 3LDK
2009年1月新築
つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩3分
官(柏市)・民(三井不動産他)・学(東京大学・千葉大学)が連携してTX線開通とともに大規模な開発によって誕生した新都市【柏の葉キャンパス】。当物件は再開発の中心的なプロジェクトとして分譲された大規模マンションです。
駅を降りてすぐマンションの敷地になります。広々とした街の造りで周辺にそれほど大きな建物はないため特に目立つマンションです。
いわゆる郊外型のニュータウンは近年高齢化や過疎化が問題になっているとも聞きます。
当物件も郊外の大規模物件ということでは似ている部分がありますが、それほど大きなニュータウンではなく、駅を中心にコンパクトにまとまった街並のため将来現在のニュータウンが直面している諸問題は降りかからないのではないかな、と個人的には思います。
TXは弊社のある秋葉原駅が起点でつくば駅が終点です。
開業から十数年が経過し場所柄私もよく利用しますが、沿線に歴史のある国立大学のキャンパスが複数あること、つくばの研究学園都市や有名建築家の建物等々のイメージから、郊外に延びる沿線の中ではどこか印象が良い路線ではないかと思います。実際に利用すると新しいため駅や車両がとても清潔感があります。
都市開発の歴史を調べていると初期には【大学の誘致】がかなり大きな意味を持っていたんだな、ということに気付きます。大学生は「金の卵」で将来を担う貴重な人材だったため、大学の立地は厳選され水はけがよく、良好な地盤で、自然災害に強い場所が自ずと選ばれました。都心の古い大学は武家屋敷の跡地が多いですが、少し離れた場所や郊外になるとそうした傾向は強く、こうした立地は住宅にも適しているため付近に良い街並みが現存していることが多いですね(国立・成城etc.)
大学ができれば若者が集まり、研究者が集まり、街にも自然と「文化」が育っていきます。広範囲から人が集まることになるため駅を中心とした開発になることが多く、大学の名称が駅の名称についていることが自然と多くなります(大学が移転したり誘致に失敗しても駅名に残るくらい、この関係性は強いものです!学芸大学駅・大泉学園駅etc.)。東京の足立区が大学の誘致に力を入れていましたが、ブランド力やイメージの向上にかなり役立っていると思いますね。人の流れが街を変えていきます。
柏の葉キャンパスは駅名に東大や千葉大の名称はありませんが「キャンパス」がついていて、これはこのエリアの将来性の確かさをある程度保証しているもの、と個人的には思っています。大型商業施設があって、広い道路で歩道が広くて・・・といった単なる郊外型の再開発タウンとは似ていても少し違うと思うのです。
都心からも程よい距離で周辺には緑が多くどこかのんびりしたところもこの街の魅力ですね。
今回取引させていただいた物件。
普段都心の物件の取扱いが多い者からすると「新鮮」な体験ができました。それは何かと言うと・・・
利根川を眼下に望むこの眺望です!
タワー型のマンションの高層階なのですが、都内のタワーからの眺望とは全く異なる風景です!
「あの辺りは【市街化調整区域】だな・・・多分・・・」
タワーマンションのバルコニーから周囲を眺めてこうしたことを考えたのは初めての体験でした。
大体都内のタワーで抜けた眺望のところから見える景色は「海・橋・埠頭・倉庫・他のタワー」といったものですので、緑が多く開けた眺望はとても新鮮なものでした。
様々な魅力にあふれた物件で良い物件を取引できたと思います。買主様誠におめでとうございます。
TX沿線は弊社からアクセスしやすいので物件にもよりますが多少遠方でも取り扱い可能です。
皆様気になる物件がございましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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