マンションの管理内容を読み解く材料【修繕積立金編】 | 仲介手数料無料のREDS

【仲介手数料最大無料・エージェント制導入】の不動産流通システムREDSマンション管理士・宅建士の津司徳義(つしのりよし)です。

 

検討している物件が将来安心して生活できる物件なのか、それとも懸念事項の多い物件なのか?

お住まい探しをされている多くの方にはとても気になる内容ですよね。

 

この問題について購入時にすべてを解決してしまう魔法のような方法はないのですが、物件の将来の姿を読み解くヒントというのは実は結構多いんです。

 

如何にして営業マンが、お客様に判断材料(メリット、デメリット等)としてお伝えするかが、お住まい探しの成功につながる重要な要因と考えております。

 

今回のブログがみなさまのお住まい探しのプラスになれば幸いです。

 

今回取り上させていただく事例は

 

「修繕積立金の値上げ」です!

 

値上げから判断できる内容は多々あります。(本当にたくさんあります)

すべてのご紹介はできないので1点だけ取り上げさせていただきます。

 

それは、「マンションの住人の過半数が修繕積立金の値上げに賛成した。」という事実。

つまり過半数の方がマンションの将来を考えているという事を知る判断材料になります。

 

れはとても重要です。

 

なぜなら必要な修繕積立金の値上げが計画されているにもかかわらず値上げできない物件が結構あるのです。

理由は総会(主に年に1回開催)での過半数の賛成が得られないからです。(ほとんどの場合、値上げには総会での過半数での決議が必要です)

値上げができなければ….将来のメンテナンスに支障のでる可能性が高まってしまいます。

この問題は最近新聞でも取り上げられているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。

35年という長期のローンを組むわけですから十分なメンテナンスができないなんて事態は心配ですよね(-.-)

 

上記の説明は事例を非常に単純化させていただいたので実際はより多くの要因を判断材料にして良し、悪しの判断をすることになります。

 

いかがでしょうか?

修繕積立金の値上げ=マイナス要因」「修繕積立金が低額=プラス要因」というわけでは無い場合も多いんです。

 

今回私がみなさまにお伝えさせていただきたいことは、修繕積立金の値上げという事からも非常に多くの情報を知ることが出来るという事です。

 

にもかかわらず

「お住まい探し成功のための要因・失敗を防ぐための要因」を気づかずに見過ごしてしまっていることが意外に多いという事なんです。

 

正しい方法、より良いアプローチで不動産購入を進めることで「より良いお住まい探し」の可能性は必ず高まるはず!

と私はいつも考えています!

 

今回のブログがみなさまのお住まい探しのプラスになれば幸いです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

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