名古屋のホテルで食中毒 ノロウイルス49人感染
名古屋市は13日、名鉄ニューグランドホテル(同市中村区)で食事をした49人が、
ノロウイルスによる食中毒になったと発表した。市は料理を提供した厨房とベーカーを、
再発防止策がとられるまでの営業禁止処分とした。
市食品衛生課によると、8日夕からホテルの宴会場で食事をした106人中、
49人が翌朝から嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。
うち男性(15)が入院したが、退院して回復に向かっているという。
市内では9月1日から12月13日までにノロウイルスによる食中毒が5件発生し、
患者数は213人。同じ期間では2006年(7件、388人)以来の多さで、
市は11月に「ノロウイルス食中毒注意報」を出して注意を呼びかけている。
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