REDSエージェントの坂爪です。
先週末、2件のご契約で「宅地建物取引士」として、重要事項説明をして
来ました。
物件の調査や、契約内容の調整等、契約書・重要事項説明書の作成には意外と
時間と手間がかかりますので、書類が一式整うのは契約の直前になるケースも
多く、実際に契約された経験のある皆様も、詳細な内容は、契約に行って初め
て知った(聞いた)と言う方も多い事と思います。
私の場合には、可能な限り事前にお客様に契約書や重要事項説明書をお渡し
して、契約前に目を通しておいて頂く様心掛けております。
さて、契約時の重要事項説明ですが、これは意外と担当する取引士や、会社
の方針によって違いがあります。
とにかく、一言一句契約書や重要事項説明書に書かれている内容を、朗読
するパターンが有りますが、個人的にはこのやり方には???疑問を感じて
います。
重要事項説明は「説明」であり「朗読」ではありません。
契約書や、重要事項説明書は、専門用語も多く文語体で書かれていて、
はっきり言って「解り難い」内容です。
これを、書かれたとおりに朗読したところで、お客に理解頂けているとは
限りません。
口語で解りやすく話し、疑問点を解決して「理解して頂く」事が私の考える
「説明」です。
契約とは、法律行為ですので、締結後には、権利と義務が発生します。
後から「聞いてない」「知らなかった」は通りません。
皆様も、なるべくなら契約前に、契約書や重要事項説明書を手配して
事前にゆっくりと目を通しておかれる事をお勧め致します。
目を通してみて、理解が出来ない分部や、疑問に感じた事を整理して
契約に臨んで頂く事で、後々のトラブルを防いで、安全・安心な取引
が出来る事と思います。
担当者に「事前に契約書や重要事項説明書をください」と伝える
事は、全く悪い事ではありませんので、遠慮なくご依頼ください。
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