皆様こんにちは。
不動産売買の 仲介手数料が「無料・割引」の【REDS】の渡部親三です。
新年度の4月にご売却の依頼を受けていた中古マンション「東野ビル後楽園住宅」。
この度無事契約が終了しました。
都営三田線「水道橋」駅徒歩1分の好立地が最終的な決め手になりました。
本郷エリアは様々な面で文京区の中心といってよい場所で、現在の東京の中心といえる東京駅周辺エリアにも近く、今後も需要が落ちることはない場所だと思います。
今回の物件も1966年築でかなり築年数は経過していましたが、満額での成約となりました。
敷地の権利は「旧法借地権(地上権)」で、土地の所有者(地主)が別にいます。
販売中から登記簿謄本で地主様のことは把握していましたが中堅の不動産会社が所有者で、7~8年前に取引したことがありました。
権利関係についてヒアリングしようと思い連絡してみたところ当時の担当者も健在で、以前の契約の話で懐かしく盛り上がりました。
当時取引したのは江東区の戸建住宅でしたので、まさか文京区の借地権の物件の地主として「再会」するとは思いもよりませんでした。
不動産会社は全国に約10万社あると聞きますが、広いようで狭いのがこの業界です。
売主、仲介業者、金融機関の担当者、司法書士・・・
意外な所で以前出会った方に再会します。
私は結構記憶している方なのですが、かなり古い取引ですと先方は当初忘れていることも珍しくありませんが・・・。
仲介業者は物件を媒介として人と人を結び付けるのが仕事ともいえます。
そして一つの取引においては売主と買主だけではなく、仲介業者や司法書士、金融機関も関わってきます。
一度だけでそれっきり会うこともない、という場合が大半ではありますが、長くこの仕事に携わっていると何度も同じ方と「再会」する場面がでてきたりします。
その関係性の中で情報が入手出来たり、交渉が優位に進められたり、プラスの面が生まれることもあります。
それぞれの会社や担当者の「癖」や「やり方」も分かってきますので、スムーズに手続を進めやすくなります。
というわけで、取引の際は「次回もまたよろしく」と笑顔で終わらせられることが理想です。
「嘘」や「約束違反」はダメですね。
こうしたことは業者間だけではなく、一般のお客様についても同じです。
不動産は高額商品で、嘘やその場しのぎで売れるものではありません。
高額なだけに、嘘で売った反動は大きく、すぐに苦情や訴訟につながるでしょう(私は経験したことはありませんが・・・)。
仲介業者にとっての理想は、納得の行く取引をしていただき、次回売買を考える際に声をかけていただいたり、お知り合いの方を紹介していただくこと。
そのためには一件一件の取引で全力を尽くさなければなりません。
今年もたくさんのお客様をご紹介をいただきました。
これからもたくさんのご紹介をいただけるよう日々精進してまいる所存です。
皆様も奮ってご紹介ください!
参考 <REDSご紹介制度のご案内>
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