菅野です。
今日は「任意売却」についてです。
皆さんは不動産を探していて「これ、やけに安いなぁ」と感じた物件をみつけたことはありますか?
その物件はもしかすると「任意売却」の物件かもしれません。
「任意売却」というのは、不動産の所有者が債務オーバーになり、その所有する不動産を競売にかけられる前に売ってしまおうとすることです。
これは「債権者」「売主」「買主」のすべてにメリットがあります。
・「債権者」は、競売で売るときよりも高く売れる可能性があり、回収額を増やせるというメリットがあります。
・「売主」は、高く売れれば「破産」や「倒産」を回避できる可能性があるメリットがあります。
・「買主」は、相場より価格を安く買うことができる可能性があります。また、競売で取得するのと違い、売主買主合意で購入することができるので、トラブルになりにくいというメリットがあります。
(競売は無理やり売主から所有権を奪う形になるため、占有者の立ち退きなどを買った人がしなければならず、非常に大変です。)
こんなにメリットがあるならぜひ「任意売却」物件を買いたい、という方もいらっしゃると思います。
でも、やはり良いことばかりではなくデメリットもあります。
・一般的に「任意売却」物件は状態が悪いものが多い。
・売主はお金がないので「瑕疵担保責任」を負うことができない。
(瑕疵担保責任免責)
ですので、「任意売却」物件は基本的に、買主が自分でリフォームして住むことが前提となります。
逆に言うと、自分の好みにリフォームして住みたい方には「任意売却」物件はうってつけといえます。
弊社(REDS)では、任意売却物件の購入についても、安全な取引ができるノウハウがございます。
ぜひ怖がらずにご検討いただければ、良い物件に巡りあえるかもしれませんよ!
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