今後私の売買経験談を掲載していこうと思います。
世田谷区奥沢の戸建で購入のお客様を担当した時のお話です。
某大手不動産会社が売主担当の物件で輸入住宅でした。
その売り出しの家は1年以上空家でした。
通常売却のお宅を預かるときに、必ず設備表という書類を売主様にしっかり記入していただきます。
例えば給湯器 有・無 故障・不都合 有・無
浴室 シャワー・追い炊き機能 足し湯 浴室乾燥 有・無 故障・不都合 有・無
等々何項目もお客様と一緒にチェックしていきます。
その設備表がすべて故障・不備の無のチェックでご契約し、私のお客様は決済後次の日にお引越しをしました。
その日の夕方「お風呂が沸かないの。全く給湯器が機能してないのです。」と 連絡が来ました。
すぐに売主業者に連絡を取り、すぐにお客様宅へ駆けつけ、売主業者にも来てもらうよう手配しました。
給湯器は全く機能しておらず、売主業者に「設備表では不備無でしたよね?」と確認すると、なんと 売主様が家を出た1年前にチェックをした設備表を契約時に使用していたのです。
通常何か月も空き家にした場合は契約前に売主様立会いのもと、電気、ガス、水道も開けていただき、すべてチェックしていきます。
そのチェックを怠っていたのです。
一年前の設備表を契約時に使用するとは思ってもいませんでした。
双方スムーズな対応で事なきを得たのが不幸中の幸いでした。
購入を検討して内覧するときに居住中より空き家のほうがゆっくり見れるし、良いのでは?と思っているお客様も多いと思います。
しかし、居住中の方が引き渡し近くまで、電気、ガス、水道を使用していますので故障が少ないことが多いのです。
売却をお考えのお客様はしっかりご自宅のチェックをして、購入していただくお客様に気持ちよくお引渡しができるようにいたしましょう。
不備・故障は正直に申告すれば何も問題ありません。
設備表の重要性、伝わりましたでしょうか?
第2弾もお楽しみに♪
皆様、お気軽にお問合せください。
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