【保存版】マンション購入時のチェックリスト | 仲介手数料無料のREDS

こんにちは。REDSエージェント、宅建士の菊池です。今回はマンション購入にあたってのチェックポイントをまとめてみたいと思います。

マンション購入

(写真はイメージです)

部屋の広さは十分か

何人で居住するかによって必要な広さが決まってきます。

1.一人暮らしの場合

一人暮らしの一般的な広さは、20〜40㎡程度です。具体的には、1LDK(30〜40㎡)の間取りが多く選ばれます。リビングダイニングと寝室が分かれているため、より広々とした生活が可能です。スペースに余裕があり、快適さを重視したい場合や、少しゆとりのある暮らしを求める人に向いています。

2.カップルや夫婦の場合

カップルや夫婦で暮らす場合、50〜70㎡が一般的な広さです。二人で生活する際には、リビングや寝室、必要に応じて書斎や趣味のスペースが確保できる広さが理想です。

・1LDK/2DK(40〜50㎡)

1LDKはリビングスペースと寝室が分かれているため、生活においてのプライベート空間が確保されやすいです。2DKの場合、ダイニングとキッチンが別であるため、食事の際のスペースがしっかり分けられます。

・2LDK(50〜70㎡)

リビングダイニングに加えて2つの寝室があるので、仕事部屋やゲストルームなどに使うことができます。部屋が多い分、スペースに余裕があり、ゆったりとした生活が送れます。

3.家族(3〜4人)で暮らす場合

子どもがいる家庭では、60〜80㎡が標準的な広さです。家族構成や子どもの年齢によって必要な部屋数や広さが異なるため、将来的なニーズを考えて選ぶことが大切です。

・3LDK(60〜80㎡)

リビングダイニングに加え、3つの独立した部屋があります。夫婦の寝室、子ども部屋、さらにもう1つの部屋を収納や書斎、客間などに使えるため、子どもが成長して個室が必要になった場合にも対応できます。

・4LDK(80㎡~)

より広い間取りで、4部屋あるため、家族の人数が多い場合や個室を必要とする家庭に適しています。広々としたリビングと十分な収納スペースを確保できます。ただし、近年ではマンションの4LDKタイプは供給が少なく、希少性が高い分価格も高くなっています。

4.ライフスタイルによる違い

部屋の広さの必要性は、ライフスタイルによっても変わります。在宅勤務が増えた昨今では、書斎や仕事スペースがあると快適です。1LDKや2LDK以上で、リビングとは別にデスクや仕事道具を置けるスペースを確保することで、効率的に仕事ができる環境が整います。ウェブ会議をしたときに隣の部屋の音や外部の音が気にならないかどうかもチェックしましょう。

設備の不具合の確認

不動産会社が売主の中古フルリフォーム済物件については、基本的に設備はすべて交換しているため問題ありません。

個人が売主の中古マンションは不具合がある状態で売却活動をしていることが多く、注意が必要です。使用後10年以上を経過している家電製品については、正常に作動しない可能性もあります。数年後に新しい設備にリフォームすることも念頭に置いた方がいいと思います。

湿気・眺望・日当たり・防音性

1階の部屋は特に注意が必要です。2010年以降くらいに分譲されたマンションであれば、湿気対策は設計時にかなり配慮されているためあまり感じませんが、2010年より前のマンションなどの場合は注意が必要です。特に、北側の居室についてカビっぽい臭いがしないかどうかを確認しましょう。

目の前に大きな敷地の駐車場などがある場合は、近々建物が建設される場合が多いため注意が必要です。

また、「商業地域」内のマンションは要注意です。ほかの建物の日当たりを考慮する「斜線制限」がないため、急に目の前に建物が建設されることはよくあります。日当たり・眺望が大きく変わりますので注意が必要です。

隣接する部屋や階の音が気になる場合、防音性を確認するといいでしょう。内見に行かれた際に、少し話をしない静かなタイミングを作り、バルコニーの窓を開けた状態と閉めた状態のそれぞれで、外の環境音や隣接住戸からの音を確認することをお勧めします。

最近のマンションでは複層ガラスと構造がよくなっており、遮音性は高いのですが、線路の近くや幹線道路の近くの物件は注意が必要です。

希望のリフォームが可能か

マンションの管理規約に則って、リフォームで利用できる材料が決まっていますので、以下に該当する場合は確認が必要です。

  • もともとカーペットを敷いているお部屋の場合、フローリングに変更可能か
  • 使用するフローリングの材質の等級は何か(一般的にはLL-45以上)
  • どこの壁が壊せて、どこの壁が壊せないか
  • 二重床か、直床か(水回りの位置変更に関係します)

リフォームの際は複数の会社に見積もりを取得することをお勧めします。

管理会社はどこか

マンションの管理会社は、マンションの資産価値を保つうえでの重要なパートナーです。以下、管理受託戸数が多い管理会社を並べたものです。財閥系、独立系ともに多く存在します。

まれに小規模な管理会社で管理業務が行き届いていない場合や、自主管理のマンションがありますので、その場合は管理内容をよく確認しましょう。管理会社が入っているマンションは適切な周期で大規模修繕工事や補修が行われていることが多いですが、自主管理のマンションですと大規模修繕工事のタイミングは理事会によりますので、一定の周期で行われていないこともあります。

また、大規模修繕工事を行うかどうか見極めるための調査も足りておらず、適切に大規模修繕工事を行っていないマンションの場合は雨漏りが発生する場合もあります。

(管理受託戸数が多い管理会社)

  • 日本ハウズイング
  • 東急コミュニティー
  • 大京アステージ
  • 長谷工コミュニティ
  • 三菱地所コミュニティ
  • 大和ライフネクスト
  • 合人社計画研究所
  • 三井不動産レジデンシャルサービス
  • 野村不動産パートナーズ
  • 住友不動産建物サービス
  • あなぶきハウジングサービス
  • 日本総合住生活
  • 穴吹コミュニティ
  • 伊藤忠アーバンコミュニティ

共用部と駐車場とペットと周辺環境

マンションの場合は、利用できる共用部分を確認し、可能であれば内見時に確認しておくことをお勧めします。特にタワーマンションには共用ラウンジ・ゲストルーム・フィットネスジムなど豪華な共用部分があり、共用部分を利用することが多い方は、事前に使用方法などについて確認しておくことが大事です。

都心部に多い機械式の駐車場では、収納できる車のサイズに制限があります。確認していなかったためにマンションの駐車場に入らず、車を買い替えなければならないといったことにもなります。

飼育したいペットが飼育可能かどうか確認しましょう。基本的に管理組合への届け出が必要になります。

マンションを選ぶ際には、周辺に嫌悪施設がないか、また近隣に必要な施設や店舗があるか、公共交通機関のアクセスがいいかどうかを確認しましょう。徒歩距離は当然ですが、利用できるバスや、繁華街からタクシーを利用した場合の費用なども頭に入れておきましょう。

まとめ

上記の項目は一部です。お客様それぞれに気にするポイント・重要視するポイントは異なると思いますので、内見の際には独自のチェックリストをご持参になるのもよいかもしれません。

不具合箇所や気を付けるポイントを説明しながら、物件をご案内させていただきます。ご不明点などございましたら、ぜひREDSにお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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