こんにちは、皆さん! 仲介手数料最大無料の【REDS】不動産流通システムのエージェント、宅建士・宅建マイスター、福島直哉です。
今回は、マンション選びの大きな決め手となる「方位」「位置」「階数」について解説します。
(写真はイメージです)
マンション選びのポイント「方位」は?
マンション選びで気になるのはまずは方位ですね。方位は、風水や日当たり、眺望など、住環境に大きく影響を与える要素です。
マンション選びで方位が重要な理由
- 日当たり:方位によって、お部屋に太陽の光がどのくらい当たるかが変わります。日当たりがいい部屋は、明るく暖かいだけでなく、洗濯物の乾きも早く、心理的な面でもプラスに働くことがあります。
- 風通し:方位によって、お部屋に風が通りやすいかどうかも変わります。風通しのいい部屋は、湿気がこもりにくく、快適に過ごすことができます。
- 眺望:方位によって、見える景色が変わります。南向きであれば、開放感があり、明るい景色が広がることが多いです。
- 風水:風水では、方位による吉凶が信じられています。玄関が南向きであることや、寝室が北向きであることは、縁起がいいとされています。
各方位のメリット・デメリット
- 南向き:日当たり、風通し、眺望がよく、人気が高い方位です。ただし、夏はかなり暑くなる可能性があります。
- 東向き:朝日が気持ちよく、風通しがいい反面、午後からは日陰になることが多いです。
- 西向き:夕日が美しいですが、夏は暑く、冬は寒くなることがあります。
- 北向き:夏は涼しいのですが、日当たりが悪く、暗い部屋になりがちです。
方位を選ぶ際の注意点
- 日当たりだけでなく、風通しや眺望も考慮する。
- 季節ごとの変化をイメージする。
- 周辺環境も大切。
- 風水にこだわりすぎない。
マンション選びのポイント「位置」は?
マンション選びで「位置」は非常に重要なポイントです。
マンションの位置が重要な理由
- 利便性:駅からの距離、バス停までのアクセス、スーパーやコンビニなどの商業施設の近さなど、日常生活の利便性が大きく左右されます。
- 環境:静かな住宅街か、にぎやかな商業地域か、自然が多い場所かなど、住みたい環境を選ぶことができます。
- 将来性:再開発予定地や、新しいインフラ整備が計画されている地域など、将来的な価値が期待できる場所もあれば、逆に環境状況が悪化する可能性のある場所もあります。
- 防災:地震や津波などの災害時の安全性も考慮する必要があります。高台にあるマンションや、液状化の恐れが少ない場所などが安全とされています。
マンションの位置を選ぶ際のポイント
- 通勤・通学:駅からの距離やアクセス手段、所要時間をしっかりと確認しましょう。
- 生活環境:スーパー、コンビニ、病院、学校などの施設が徒歩圏内にあると便利です。
- 周辺環境:静かな住宅街、緑が多い場所、治安状況なども考慮しましょう。
- 将来性:周辺の開発計画や、地域の将来性を調べてみましょう。
- 防災:ハザードマップを確認し、災害時の安全性を確認しましょう。
具体的な位置の例と特徴
- 駅近:通勤・通学に便利ですが、騒音が気になる場合も。
- 駅徒歩10分程度:利便性と騒音のバランスがいいとされます。
- 住宅街:静かで落ち着いた環境ですが、商業施設が遠くなる場合も。
- 商業地域:便利ですが、騒音が気になる場合も。
- 高台:眺望がよく、災害に強いですが、坂道が多い。
- 水辺:自然豊かで、リフレッシュできますが、湿気が気になる場合も。
マンション選びのポイント「階数」は?
マンション選びでは、階数も非常に重要な要素です。階数によって、住み心地やライフスタイルが大きく変わってきます。
各階層のメリット・デメリット
1階
メリット:価格が比較的安価。すぐ外に出られる、小さなお子様がいる家庭でも騒音を気にしなくて済む。
デメリット:防犯面で不安、湿気がこもりやすい、外からの視線が気になる。
2階以上(低層階)
メリット:価格が比較的安価、1階に比べてプライバシーを確保しやすい。
デメリット:外からの視線が気になる場合がある、上の階からの生活音が気になる場合がある。
中層階
メリット:プライバシーが確保されやすい。静かで日当たりや風通しが比較的いい。
デメリット:高層階に比べると眺望が限られる。
高層階
メリット:眺望がよくプライバシー性が非常に高い。静かで日当たりもいい。
デメリット:価格が高い、地震時の揺れを感じやすい、エレベーター待ちの時間がある。
最上階
メリット:眺望が抜群、プライバシー性が非常に高く、静か。
デメリット:価格が非常に高い、夏は暑く、冬は寒い場合がある、屋上へのアクセスが制限されている場合がある。
階数を選ぶ際の注意点
ライフスタイル
- 小さなお子様がいる場合は、1階や2階など生活音が響きにくい階がおすすめです。
- ペットを飼う場合は、エレベーターが混雑しない時間帯を選びやすい低層階がおすすめです。
- 一人暮らしの場合は、防犯面を考慮して、2階以上の階がおすすめです。
周辺環境
- 周りの建物との高低差や、道路からの距離など、周辺環境によって日当たりや風通し、騒音などが大きく変わります。
予算
- 一般的に、高層階ほど価格が高くなります。予算に合わせて、階数を選ぶ必要があります。
地震への備え
- 高層階は地震時の揺れを感じやすいというデメリットがあります。耐震構造や免震構造など、建物の構造も確認しましょう。
まとめ
マンションを選ぶ際は、方位、位置、階数だけでなく、間取り、周辺環境、価格など、様々な要素を総合的に判断してご自身のライフスタイルに合ったお部屋を選びましょう。
マンション選びで迷ったら、お気軽にご相談ください。
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