不動産会社しか物件情報の検索ができない「レインズ」(不動産流通標準情報システム)について解説 | 仲介手数料無料のREDS

こんにちは! 【仲介手数料が最大無料】の不動産流通システム、REDSエージェント、宅建士の伊橋(いはし)です。

3月に入り、春の気配を感じられるようになってきましたが、最近は雨が多く、雪も降り、とても寒い日が多かったですね。北風が強く、夜は昼間に比べると一段と寒くなります。雨の日は、傘をさす手が冷たくなり、携帯電話を使用するときには手袋をしながら通話するようにしています。もうすぐやってくる春までもう少し頑張りましょう。

今回は、わたくしたちが不動産売買仲介の仕事をしていくうえで欠かせないシステムとなっている、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステム「レインズ」についてお話させていただきます。

レインズ

レインズとは何か

レインズとは、Real Estate Information Network Systemの略称で、不動産流通標準情報システムと呼ばれるコンピューターネットワークシステムのことを指します。

これは、国土交通大臣の指定を受けた不動産流通機構が運営しており、不動産会社が物件情報を登録・閲覧するための基盤となっています。

レインズの役割

レインズは、主に以下の役割を担っています。

不動産情報の共有

レインズに登録された物件情報は、全国の不動産会社が共有することができます。そのため、購入希望者は、自分が依頼している不動産会社が預かっている売却物件以外にも、日本全国の物件情報にアクセスすることが可能です。

不動産取引の円滑化

レインズを使って不動産会社間で物件情報を共有することで、取引の効率化が図られます。また、レインズには過去の取引事例も登録されているため、適正価格の判断にも役立ちます。

不動産取引の透明化

レインズは、不動産取引の情報を公開することで、取引の透明化を促進しています。これにより、購入希望者は、物件情報や取引価格などを比較検討しやすくなります。

レインズのメリット

レインズには、以下のようなメリットがあります。

1.不動産業者が購入希望者のために

  • 多くの物件情報にアクセスし、提供することができます
  • 適正価格で物件情報を提供できる可能性が高まります
  • 不動産会社を比較検討できる情報を提供することができます

2.不動産会社にとって

  • 効率的に物件情報を収集することができます
  • 適正価格で物件を販売することができます
  • 顧客満足度を向上することができます

レインズのデメリット

レインズには、以下のようなデメリットもあります。

1.一般の人が利用できません。レインズは、不動産会社専用のシステムであり、一般の人が利用することはできません。

2.レインズに登録されている情報は、不動産会社が自主的に登録しているため、情報の正確性が保証されない場合があります。

3.個人情報の流出リスクがあります。レインズには、個人情報が含まれているため、情報漏洩のリスクがあります。

レインズについて補則解説

レインズは、不動産会社専用のシステムであり、一般の人が利用することはできません。不動産会社を利用して物件を購入または売却する場合、レインズに登録されている物件情報を見ることができます。このほか、レインズについて補足解説します。

レインズに関する注意点

レインズを利用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 情報の正確性を確認する必要があります
  • 個人情報の取り扱いに注意する必要があります
  • 不明点は不動産会社に確認する必要があります

全国に4つのレインズ

全国にはレインズが4つあります。北海道、東北6県、北関東3県、首都圏1都3県、甲信越3県の17都道県を事業圏域として事業をおこなっているのが公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)です。

◆(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・
埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県

◆(公社)中部圏不動産流通機構(中部レインズ)
富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県

◆(公社)近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)
滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県

◆(公社)西日本不動産流通機構(西日本レインズ)
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

おわりに

以上がレインズの概要となります。現在はレインズがあることで、不動産業者同士が効率的に情報を共有することができるようになりました。不動産の流通性が高まることにつながり、不動産業者が仕事をしていくうえで重要なシステムとなっています。

 

今後とも【仲介手数料が最大無料】のREDSの伊橋(いはし)を何卒よろしくお願い申し上げます。

伊橋の直通携帯 080-7564-4410

 

Source

コメント

タイトルとURLをコピーしました