地下鉄新駅までできた国際ビジネス一大拠点「虎ノ門ヒルズ」 | 仲介手数料無料のREDS

REDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの福島直哉です。以前、日本一高いビルの複合施設「麻布台ヒルズ」について紹介しました。今回は東京都港区虎ノ門・愛宕に所在し、森ビルが開発・運営する複合施設「虎ノ門ヒルズ」を紹介します。

虎ノ門ヒルズ

(写真はイメージです)

虎ノ門ヒルズの概要

虎ノ門ヒルズは2014年に竣工・開業し、オフィスや住宅、ホテル、商業施設、カンファレンス施設などから構成されています。

主な施設

  • 森タワー:高さ256m、地上52階建ての超高層ビル。オフィス、ホテル、レストラン、展望台など
  • ビジネスタワー:高さ180m、地上38階建てのオフィスビル
  • レジデンシャルタワー:高さ205m、地上54階建ての高級マンション
  • ステーションタワー:高さ265m、地上49階建ての超高層ビル。オフィス、ホテル、商業施設
  • 虎ノ門ヒルズフォーラム:国際会議やシンポジウム、講演会など、さまざまなイベントが開催されるカンファレンス施設
  • 虎ノ門横丁:約30店舗の飲食店が並ぶ、路地裏風情の商業施設

特徴

  • 国際的なビジネス拠点:グローバル企業のオフィスが多く集積しており、国際的なビジネス拠点として機能しています。
  • 充実した商業施設:レストラン、カフェ、ショップなど、約170店舗がそろっており、幅広いニーズに対応しています。
  • 文化・交流の発信地:虎ノ門ヒルズフォーラムやイベントホールなどを通じて、文化・交流の発信地となっています。
  • 環境への配慮:LEED®ゴールド認証を取得するなど、環境に配慮した設計・運営が行われています。(LEED認証とは、人や環境について考慮した建物、グリーンビルディング)を評価する国際認証制度)

アクセス

  • 電車:JR山手線・京浜東北線「虎ノ門駅」から徒歩約5分
  • 地下鉄:東京メトロ日比谷線・銀座線「虎ノ門ヒルズ駅」直結
  • バス:都営バス「虎ノ門ヒルズ」停留所

虎ノ門ヒルズ駅について

虎ノ門ヒルズ開業に合わせ東京メトロ日比谷線に、ビルに直結した新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が新設されました。虎ノ門ヒルズ駅は、東京都港区虎ノ門一丁目にあり、駅番号はH 06。

2020年6月に神谷町駅と霞ケ関駅間に開業しました。東京メトロ全線では180番目で、日比谷線では開業以来56年ぶり22番目の駅となりました。虎ノ門ヒルズ駅は、森ビルが建設費用の大半を負担する請願駅として建設されました。

虎ノ門ヒルズ駅の詳細情報

  • 所在地:東京都港区虎ノ門1-22-12
  • 乗降人員(2022年度一日平均):3万4,454人(130駅中97位)

虎ノ門ヒルズ駅は、地下2階部分や新たな地上出口が整備され、最終形になりました。

虎ノ門ヒルズ駅によく似た名前の地下鉄の駅に「虎ノ門駅(とらのもんえき)」があります。東京メトロ銀座線で、虎ノ門ヒルズ駅とつながっています。

虎ノ門の歴史

虎ノ門の歴史は江戸時代までさかのぼります。当時、江戸城の西側に位置していた門が、四神相応に基づき白虎にちなんで「虎ノ門」と名付けられました。

江戸時代には、虎ノ門は外桜田御門と共に江戸城の西の玄関口として重要な役割を果たしていました。また、周辺には武家屋敷や寺院などが多く立ち並び、江戸の繁華街の一つでもありました。

明治時代に入り、江戸城が取り壊されると、虎ノ門周辺は近代的な街並みに整備されました。1873年には、虎ノ門駅が開業し、交通の要衝としてさらに発展していきます。

戦後は、虎ノ門周辺はオフィス街として発展しました。現在では、多くの企業が本社を構える虎ノ門は、東京のビジネス中心地の一つとなっています。近年では、虎ノ門ヒルズをはじめとする大規模な再開発プロジェクトが進行しており、虎ノ門は新たな都市型生活拠点へと生まれ変わろうとしています。

虎ノ門の歴史は、江戸時代から現代まで、日本の政治、経済、文化を反映してきたと言えるでしょう。今後も、虎ノ門は東京の重要な拠点として、さらなる発展をしていくことが期待されています。

虎ノ門の歴史に関する主な出来事

  • 1636年(寛永13年):虎ノ門が築かれる
  • 1873年(明治6年):虎ノ門駅が開業
  • 1945年(昭和20年):太平洋戦争で虎ノ門周辺が空襲で被害を受ける
  • 2014年(平成26年):虎ノ門ヒルズが開業

虎ノ門は、東京の歴史と未来が融合した、魅力的な都市型生活拠点です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

 

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