こんにちは。REDSリフォーム宅建士の水谷です。以前のブログでもお話させていただきましたように、現在「インテリアコーディネーター」資格試験取得に向けて勉強しているのですが、今回は、二次試験の内容と私の勉強法ついてご紹介していきます。
変化があった1次試験
その前に、10月1日に受験しました一次試験の受験についてお話いたします。
これまで毎年定められた試験日に、全国9地域に設置した会場で一斉に実施していましたが、気象災害の激甚化や新型コロナウイルス感染症などの理由により、今後、従来どおりに試験が実施できない事態も想定された経緯もあり、2023年度より、インテリアコーディネーター資格試験の一次試験を「CBT(Computer Based Testing)方式」で実施することに決めたそうです。
CBT方式は、試験会場での全国一斉実施ではなく、受験期間中に全国各地に設置されたテストセンターにあるパソコンで一次試験を受験し、9月中旬から10月中旬の約1か月間の中でその期間中に1回、受験することが可能となります(二次試験は従来どおり実施)。
CBT方式への移行に伴い、一次試験の試験時間を従来の160分から120分に短縮し、時間短縮に合わせて出題数は従来の50問から36問に減少。前例がなかったのでまずは過去問5年分を7回繰り返し、試験直前に予想問題をこなして臨みました。受験日は10月1日(日)に自分で設定しCBT方式の試験で受験してきました。
教室に入るとすでに試験を始めている方々(5名)いらっしゃいました。各自、異なる試験を行っているということでインテリアコーディネーターの試験を受けていたのは今回私だけ。11時30分から開始し、2時間たっぷり時間を使って見直しまでできました。結果は、11月下旬に発表になるそうですが、2次試験に向けて勉強を開始しなくてはなりません。もし落ちていたら二次試験は受験できません。
二次試験はプレゼンと論文
ここから二次試験の概要に関して少しご説明を。インテリアコーディネーター資格試験の二次試験は、プレゼンテーションと論文の2科目からなり、試験時間は180分(3時間)です。
■二次試験概要
・試験日:2023年12月3日(日)
・実施時間(予定:)事前説明 12:15〜12:30(15分)、実施時間 12:30〜15:30(180分)
・試験地:北海道・岩手県・宮城県・群馬県・東京都・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県
・沖縄県の全12地域
・受験資格:過去3年以内に一次試験に合格していること。
・試験審査範囲:プレゼンテーション・論文によるインテリア計画提案に関すること
プレゼンテーションは、例えば「自然豊かな郊外に立つ住まいの2人の子どもがいる夫婦からリビングダイニング、ワークスペース、デッキスペースのインテリアコーディネートを依頼された。都会にはないゆっくりとしたリズムの生活を望んでいて、LDは屋外とのつながりを考えて開放的なインテリアを希望しているということである」というふうに、空間条件と依頼主の条件が記載されてその条件に沿った作図をするといった内容です。その作図に色鉛筆で色をつけることを(着彩)を求められることもあります。
論文は、例えば「カーテンの寒さ対策について北側の部屋にある腰窓まわりの寒さ対策についてアドバイスを550文字から600文字で記述しなさい」という具合です。
二次試験では平面図・立・断面図、アイソメ図、パース図、家具図などその年によって出題の内容が異なります。
試験会場に持ち込める道具とは?
試験会場に持ち込める製図道具も、製図をするために独特のものとなっています。
●鉛筆またはシャープペンシル(硬度は問わない)
※万年筆・ボールペンは不可
●色鉛筆(18色以内。色の選択は自由)
※ 軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限る。全体が芯でできたものなどは不可
●筆箱(なるべく布製のものがよい)
●消しゴム
※ 砂消しゴム、電動字消器は不可
●字消し板
●直定規(30㎝以内)
●三角スケール
●三角定規
●勾配定規
●コンパス
●ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみを持つもの)
●型板(テンプレート)の円定規だけのもの(なお、一部に角度表示のあるものでも可)
●製図用ブラシ(消しカスが周囲に散乱しないように注意)
●ミニ鉛筆削り(削りカスが散乱しないように注意)
※上記以外の型板(テンプレート)の使用はできません。
今はひたすら図面を模写していますが、写して描くだけで2時間かかっています。本当に試験日までに3時間以内に平面のプランと論文の書ききることができるのか?と。少々不安ではありますが、インテリアコーディネーターの試験対策講座をWEBで講義を見ながら毎日2時間、休みの日は4~5時間勉強の時間にあてています。
ちなみに独学で一発合格した方々のブログを見ると、やはり繰り返し過去問を演習することにつきるようです。ただ、色の塗り方や家具の記載についても三角スケールを使わないで描けるように時短を心がけることも重要です。とにかく図面が描ききれていないと不合格。採点は、減点方式によるもので、ミスや条件に合っていないなどで減点の点数も違ってくるそうです。
次回のブログで結果をお知らせしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございます。
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