マイホーム購入までの7ステップ! 流れとお金の話をスッキリ解説 | 仲介手数料無料のREDS

REDSエージェント、宅建士の野渡です。マイホームの購入は、多くの方々にとって一生に一度の大きな決断だと思います。そのプロセスはとても複雑で、戸惑うことも多いかもしれません。今回のブログでは、マイホームを購入するまでの流れについて説明し、皆さまがスムーズに購入するためのガイドを提供させていただきます。

マイホーム購入

ステップ1:資金計画を立てる(予算の確立)

マイホーム購入の最初のステップは、資金計画を立てることです。どれくらいの価格帯でマイホームを探すことができるかを知ることはとても重要なことです。これには以下の点が含まれます。

・収入の確認
・現在のお借入れやローンの残高、返済額
・予備費用がどのくらい必要か(引っ越し費用、修繕費用、家具など)
・自己資金と現金支出の額を把握する
・ご親族から援助を受けられるか
・住宅ローンの借入金額を算出する

ステップ2:希望条件の整理

次に、マイホームの希望条件について整理する必要があります。マイホームを探し始める段階では、希望条件については案外、漠然としているものです。箇条書きでいいので希望条件を書き出してみましょう。

希望条件を書き出したら、予算と照らし合わせて整理しましょう。当たり前のことですが、住まい探しには予算が存在します。これは「すべての希望条件を叶えることは難しい」ということを意味しています。そもそも、予算に限りがなくても、希望条件を完全に叶えてくれる物件に巡り合うのは至難の業のような気がします。

いっぱい夢を描きたいはずの住まい探しに、現実的なお話をするのは少し気が引けますが、実際問題として多くの方々にとって予算はつきものです。そうなりますと大事になってくるのが、希望条件について、「譲れるもの」「譲れないもの」を整理(≒希望条件の優先順位付け)することです。

現在のマイホームで気に入っている部分、気に入っていない(許せない)部分、勤務地、ご実家との位置関係、趣味、生活サイクルなどを参考に、「あなたのマイホーム探しの条件」を整理してください。

ステップ3:物件を探す 内見を行う

次のステップは、予算や希望条件をもとに物件を探し、内見をすることです。物件探しにはさまざまなやり方がありますが、主には以下の2つの方法になります。

・ご自身でポータルサイトなどから物件を探して問い合わせをする
・信頼できる不動産エージェントを探して、その協力のもとに物件を探していく

どちらの方法でもよろしいかと思いますが、何より重要なのは「物件を購入するときは信頼のおける不動産エージェントから購入する」ということです。

インターネットなど市場に存在する物件の多くが、不動産業者専用の物件情報共有サイト(レインズ)に登録をすることが義務付けられており、それは、どの不動産エージェントを通して購入してもいいということを意味しています。ただ、エージェントにもいろいろいます。マイホームの購入は、多くの方々にとって一生に一度の大きな決断でたいへん高額ですので、「信頼のおける不動産エージェント」から安心・安全に購入することをおすすめいたします。

エージェントの選択に際しては、以下の点を参考にしてください。

・専門知識と経験を持つエージェントを選ぶ
・コミュニケーションがスムーズなエージェントを選ぶ
・レビューや口コミで評判のいいエージェントを選ぶ

ステップ4:価格交渉と契約

物件探しが進み、気に入った物件が見つかったら価格など条件交渉の段階に進みます。気に入った物件の売主様に対して不動産購入申込書という書面を提出し、交渉がスタートします。不動産エージェントは全力でサポートし、最良の取引を行う手助けをします。

また、住宅ローンを利用して購入する場合、条件交渉に際して、多くの売主様が住宅ローンの仮審査、仮承認を要望されます。交渉の末、価格などの諸条件が合意されたら、正式に不動産売買契約を売主様と締結します。不動産売買契約の前に、購入する物件や締結する契約内容に関する重要事項について不動産エージェントから説明を受けます。

契約には主に以下の要素が含まれます。

・物件価格と支払いスケジュール
・物件の引き渡し日
・途中で解約せざるを得ない場合の取り決め
・特別条件(特約)や保証事項

契約書に署名する前に、細かい部分を十分に理解し、質問や懸念事項を不動産エージェントに相談しましょう。

ステップ5:住宅ローンの本申込

売主様との契約が成立したら、住宅ローンの本申込を行います。あらかじめ住宅ローンの種類や金利を比較しておくことが重要です。金融機関ごとに違いはありますが、一般的に、住宅ローンの本申込には、以下の書類が必要です。

・金融機関所定の申請書類
・収入証明書(確定申告書、住民税決定通知書など)
・不動産に関する書類(不動産売買契約書、物件資料など)

住宅ローンについて金融機関から本承認を受けると、住宅購入の資金が確保されます。その後、金融機関とは物件引渡日が確定した段階で、借り入れに関する本契約を締結します(いわゆる借用書の取り交わし)。火災保険などについても、このタイミングで申し込みを行うことが多いです。

ステップ6:物件引渡前の最終確認

物件引渡前の最終段階として、物件内の最終確認を行います。

主な目的としては、売主様のお忘れ物がないかの確認や、設備などに不具合がないかの確認となります。不動産売買契約時に、故障していないと説明を受けたものが故障している場合、売主様に修復の依頼をする必要があります。

ステップ7:物件の所有権の移転と引っ越し

最後のステップは所有権移転と引っ越しです。

住宅ローンを利用する場合は金融機関で行うケースが多いですが、売主様への物件金額など、それぞれの必要箇所に対する支払いを行い、物件の所有権を買主様に移転する手続きを行い、物件の鍵を受け取ります。これで正式に新しい住宅のオーナーとなります。

引っ越しの準備は住宅ローンの本承認が下りたら始めましょう。鍵を受け取った以後に新しい住宅に入居することになります。

以上が、住宅を購入するまでの基本的なステップです。お客様にとって最良のマイホームに出合い、安心・安全なお取引が行われることを心から祈念いたします。

 

Source

コメント

タイトルとURLをコピーしました