不動産流通システム【REDS】の金谷(カネヤ)です。
国土交通省より不動産価格指数(令和5年1月・令和4年第4四半期分)が公表されました。
不動産価格指数とは2010年1月から12月までの平均値を100とした指数を表しており、住宅と商業用不動産に別れて集計がされております。
令和4年の1月から比較して、住宅につきましては令和4年の年末まで上昇した数値となっておりますが、令和4年第4四半期では、上昇幅がかなり縮小しております。
また、商業地につきましては、令和4年第4四半期では明らかに下落傾向に転じております。
住宅地の価格の今迄の推移を見てみると、特に住宅地のマンションの価格が大きく上昇し、不動産全体の価格を押し上げております。
このグラフを見ている限りでは、このまま上昇が続くようにも見えてしまいますが、昨年末頃から少しブレーキがかかっている事も考えられます。
商業地につきましては、上下に変動しながら全体的には価格が上昇してきましたが、令和4年四半期の直近のタイミングでは一旦下落に転じてしまっております。
一時的な動きであるかは次回の統計に着目したいと思います。
商業用不動産にも様々な種別がございますが、その中で私が気にしている種別はマンション・アパート(一棟)の動きです。
比較的、住宅とに似た動きで、最近では上下の変動がそれほど無く、右肩上がりに価格が上昇している点です。
弊社でも、一棟アパート、マンションへの問い合わせも多く有り、購入を検討されているお客様も多く見受けられます。
融資が可能な場合には、今もなお低金利でのローンを利用出来るため、家賃収入に対する収益(利回り)が大きく上がらなくても、仕入れるための資金調達のためのコストが率いため、まだしばらくの間は需要が続く事が考えられます。
しばらくの間、先が想定しづらい市況が続いておりますが、最新の状況をお知らせいたします。
ご購入、ご売却共に、ご検討の場合は、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)までお気軽にお問い合わせください。
E-mail:a.kaneya@red-sys.jp
TEL:070⁻1475⁻4208
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