皆様こんにちは、仲介手数料最大無料【REDS】不動産流通システムの福島直哉です。
新築マンションの価格上昇が止まりません。
不動産経済研究所が4月18日に発表した2022年度の平均価格は、東京23区で21年度から17.2%上昇し、9,899万円と、年度として遡れる1990年度以降で過去最高を更新しました。
首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の平均価格は8.6%上昇し、6,907万円でした。
価格が高くなる一方、発売戸数は減少しており、首都圏は前年度比12.9%減の2万8,632戸と、2年ぶりに3万戸を下回りました。
最も発売が多かった2000年度の3分の1程度の水準だそうです。
富裕層の需要は強くても中間層にとっては手が届かなくなっているからです。
新築を買うのを断念した層が中古マンションに流れています。
住宅市場に占める中古住宅の割合は米国は80%、英国は89%ですが、日本は新築住宅の人気が高く、15%にとどまるそうです。
これからは、中古住宅の市場拡大が見込まれそうですが、東日本レインズによると、東京都区部の中古マンションの3月までの成約件数は2ケ月連続前年同月を上回ってはいるものの、価格上昇に伴って在庫も増えているとのことです。
相場より高い価格で中古住宅を販売中の方はそそろそろ価格を見直された方が良いのかもしれません・・・
それではまた、よろしくお願い申し上げます。
コメント