REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷です。
住宅ローンの金利についての基本的な内容ですが、住宅ローンの金利は、変動金利と固定金利があります。
変動金利は、半年ごとに金利が見直されるプランで、他の金利プランに比べて一番金利が低く設定されています。
金利の見直しは半年ごとですが、返済額の変更は5年ごとに行われ、返済額が増える場合でも返済額の1.25倍までというルールがあります。
返済額の上限は設定されますが、金利上昇が著しい場合には、実際に支払うべき金額の上限を超えてしまう可能性もございます。
その場合には、超過分は最終支払いの際に一括返済となりますので、支払いが免除される訳ではありません。
低金利時代が長く続いておりますので、このような事は起きておりませんが、今後金利に変動があった場合には気にする必要があります。
一方、固定金利は、金利が固定されたプランで、変動金利よりも高い金利設定になっています。
過去には、期間が2、3年の短期固定金利は変動金利より安い水準の時もございました。
固定金利は期間中は金利が変動しないため、返済額が安定します。
期間が長い商品になれば金利が高くなりますが、長い方が将来の見通しもし易く安心は出来ます。
金融機関によっては、固定金利と変動金利を組み合わせて借入が出来る商品もございます。
リスクを分散させることも一つの選択肢として検討する事も出来ます。
変動金利のメリットは金利の安さ、固定金利のメリットは金利の安定性です。
2023年3月現在、住宅ローンの変動金利の相場は、史上最低金利を維持しており、日銀の政策金利(現在は 0.1%)との連動性が高いと言われております。
どちらも、日銀の政策次第で、将来的には上昇していく可能性がございます。
最近は、固定金利を選択する方は余り見受けられませんが、今後、金利の動向により固定金利を検討する方も増えてくるかもしれません。
不動産の購入に伴い、現在のご家族構成や将来の家計の計画に基づき、どのように返済を行うのが良いか、それぞれのお客様に適した資金計画をご提案させていただきます。
REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)まで、お気軽にお問い合わせください。
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