こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その17です。
前回に引き続き、群馬県高崎市にある建築のご紹介です。
旧井上房一郎邸
全く前知識なく伺いました。高崎の美術館でやっていた展覧会が見たくて伺ったところ、その終盤にお庭に出られる展示室があり、「あれ、ここ、このお庭と建物も一緒に見られるの?」と流れで見に行った次第。ゆるゆるな建築物好きです。
こちらの旧井上房一郎邸はアントニン・レーモンドの麻布の笄町(こうがいちょう・現港区西麻布)にあった家を模倣して作られたものだとか。
高崎市にはアントニン・レーモンド設計の有名な群馬音楽センターがあります(私が行ったときは外観しか拝見できませんでした)。アントニン・レーモンドといえば、フランク・ロイド・ライトとともに日本の近代建築に大きな足跡を残した人物。高崎市と、というか、高崎市の発展に尽力した井上氏とご縁があった、とのこと。
高崎市はブルーノ・タウトも住んだことがありますし、近代日本の中で絹製品の輸送などから発展して色々な交流が発達した場所だったのかなぁなどとまた夢想しつつ…
すっきりとしたデザインで、でも使い勝手の良さも考えられている自宅兼事務所でした。
今でいう北欧スタイルっぽい感覚もあるので、お好きな方も多そう。
美術館の入館料で拝観できます。
高崎でしたら都内からも近いし、美術館の展覧会でご覧になりたいものがある時に一緒に見るのが良いと思います。邸内は時間制限があるので邸内も見たい場合はお時間確認して行かれることをお勧めいたします。
高崎の街は綺麗だし飲食店も美味しいところが多かったので、一日かけて近代建築・古民家を巡るのも楽しいと思います。オススメのお店、お教えできますよー笑。
コメント