先日住宅調査にお伺いしたお宅で、床下の点検をしていると、
奥から外の明かりが入り込んでいる所があることが気が付きました、
外回りをチェックして見ると、基礎に穴があり、
そこから配管が床下に入り込んでいました。
配管廻に隙間がありそこから中に明かりが漏れていました。
その穴は、ネズミが入るには十分な隙間があり、
もしかするとネズミが入っていかもしれないと思い、調査を続けていると
2階床に点検口があり、そこから1階の天井裏を覗いてみると、ネズミの糞らしき物体が
いくつも見られました。
ネズミは1センチ以上の隙間があれば通ってしまうと言われているので
外回りの建物の隙間は十分注意が必要です。
雨樋やエアコンのカバーの隙間から壁内に入るケースもあります。
又、基礎の換気口も古くなると、鉄格子が劣化しそこからネズミが入ります。
屋根も、棟違いのちょっとした、隙間からも入るので、気が付きません。
又ネズミだけではなく、ハクビシンも最近では多く被害を受けているようです。
私も現実にハクビシンの被害を受けているお宅の修繕を行いました。
小さい穴から入るので、気が付かず、床下、壁内、屋根裏に入り込んでいます。
まずは、外からお家を見て、変な隙間がないかチェックすることは必要ですね。
ネズミが悪いわけではありませんが、入られてはたまりませんので、注意しましょう。
以上
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