皆様こんにちは。
REDS不動産流通システムの渡部です。
2023年2月度の住宅金融支援機構の【フラット35】の金利が発表されました。
2月度は利用の多い「借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、団信付帯」の場合、最低金利は【1.88%】となりました。
先月との比較ですと1.68%→1.88%で0.2%上がりました。
4カ月連続の上昇ですが、上げ幅は一気に0.2%、これまでの上昇とは異なりかなり大きく動きました。
毎月フラット35の適用金利は変動するのですが、変動幅は上下に0.02~0.03%程度のことがこれまでは多かったような気がします。
フラット35の取扱い金融機関の担当者と話していると、「2月は下がるかも?」という方もいたので上昇したことにはやや驚きましたが、何よりも0.2%という上昇幅に驚きました。1月が前月から0.03%の上昇で、日銀の【事実上の利上げ】後としては思ったよりも上昇しなかったため、2月で帳尻があった印象です。
2月は毎年融資実行の多い月です。
1月以前に融資の契約をされた方は落胆されているかもしれません。
ただ来月以降はさらに金利が上昇することもあり得ます。
ご自身でコントロールできないこととして受け入れるしかありません。
3月は4月の日銀総裁交代を控えて様々なニュースが入ってくる可能性もあります。
金利(固定金利)がどのような動きをするのか注目していきたいと思います。
それではまた。
渡部
コメント