REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。
いつも多くのお客様からお問い合わせをいただいておりますが、最近も以前と変わらずに売り物件の「囲い込み」が横行しております。
先日、3つの物件の調査をお客様からご依頼をいただき、売却元の専任媒介の業者へ確認をいたしました。
物件①:売主がセカンドハウスで利用していて、空室にはなっているものの重要な書類がまだ室内にあり、鍵を預かれないためしばらくの間内覧が出来ない。
物件②:売主が引越しをする予定だがまだ日にちがはっきりしていないため、日程が決まるまで内覧が出来ない。
物件③:売主が売却開始後にすぐに腰を悪くしてしまい、室内の片付けが進まずにまだ部屋を見せることが出来ない。もしかしたら売却が中止となる可能性がある。
物件③については、国土交通大臣指定の売却物件を登録する情報機関「レインズ」には登録されており、状況のステータスが「一時停止」となっていますが、SUUMO等のポータルサイトにも堂々と広告掲載が継続されております。
いずれも大手の不動産会社の物件ですが、直接のお客様から問い合わせを貰えるまで時間を稼ぎ、両手仲介(売主、買主双方から仲介手数料を受領して収益を倍にする事)で成約することが目的です。
広く情報公開をすれば良い条件で購入をされるお客様が見つかる可能性がありますが、
当然任せている売主様は、そのような事が起きている事には気付かずに担当者の言う事を信じてしまいます。
その結果、本来売却出来る金額を大きく下回ってしまうかもしれません。
「囲い込み」はずっと昔から行われていますが、強く規制されることは一向にありません。
売主様からは気付きにくいのですが、このような状況の場合は要注意です。
「依頼した業者のお客様しか案内に来ない」
「情報を広げずに希少性を高めると言われた」
「案内がほとんど無い」
本当にしっかりとした売却活動をしているのか?
ご不安であれば、REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)まで、是非ご相談ください。
ご連絡をお待ち申し上げております。
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