こんにちは。
仲介手数料が必ず割引、最大無料の【不動産流通システム】REDSの戸村です。
近代建築の紹介、その5です。
今までご紹介した物件は過去に訪れたものばかりでしたが、本日はつい先日伺った「松濤美術館」をご紹介したいと思います。
渋谷区松濤の閑静な住宅街に佇むこの美術館は哲学的な建築家といわれる白井晟一の設計のもとに完成した建物です。1981年築。私が生まれて〇年後の建築ですので、今までご紹介した建物の中では一番の若手ですね。
「松涛美術館って、私よりも年下なんだ…」と、しばし思いに耽ってしまいました…笑
いや、同い年くらいかなーって思っていたんですよね…。
こちらは私設美術館のようですが、渋谷区の区立美術館です。
そのため、展示室だけではなく美術教室を実施するホールや調査研究のための図書室の設置といった区側の要望がありました。
ですが、限られた建築面積に建物の高さは地上から10mまでと定められていたそうです。
このような状況の中、要望を聞き入れるために、建築家の白井晟一は地上部分を2階にとどめ地下に2階分を造ることで解決したそうです。また、住宅街という地域性をかんがみ、外周の窓を最小限に抑え、中央吹抜部から採光する形状となっています。
吹き抜けには噴水があります。
これは、白井晟一が設計し、松濤美術館と同年の1981年に竣工した静岡市立芹沢銈介美術館(石水館)と同様の設計のようです。静岡市立芹沢銈介美術館(石水館)も物凄く素敵(そう)な建築物なので、いつか行こうと思っています。
いやしかし、見てください、このらせん状階段の形状の美しさ!
うーん…美しい…
今まで知らなかったのですが、松濤美術館の館内ツアーが(ほぼ)毎週金曜日の18時から行われているようです。競争率高いのでしょうか。金曜日はほぼ仕事していますが、今度機会がある時にチャレンジしてみます。
噴水の上にある渡り廊下、あれは渡ってみたいですね…。館内ツアーで渡れるんでしょうか。
アレ↓
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