令和4年9月の首都圏・不動産売買の状況 | 仲介手数料無料のREDS

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。

 

令和4年9月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。

 

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2022年度9月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。

 

◎中古マンション成約件数

 

8月度に続いて、9月度は全ての地域で再びマイナスとなってしまいました。

東京都区部ではほぼ横ばいに近いものの、その他の地域では一定数の減少が見られます。

8月度の夏季休暇期間の反動で増加傾向になる事も考えられましたが、減少傾向は変わりませんでした。

10月度も同様な傾向となってしまう可能性も考えられます。

 

◎中古マンション成約単価

 

中古マンションの成約単価につきましては、成約件数に影響される事も無く、全ての地域で上昇の傾向は変わりません。

最近では円安の影響もあり、高額帯の物件でも良質な不動産であれば、高い金額で成約となるケースもございます。

今までの価格上昇の動きに加えて、円安傾向により、海外からの需要が増えればしばらくの間は価格上昇の傾向は継続するのではないでしょうか?

 

◎中古戸建成約件数

中古戸建の成約件数につきましても、9月度は全ての地域で減少となりました。

中古マンションと同様の結果です。

新規登録件数は最近の平均的な件数でしたので、成約件数減少のために在庫物件が微増いたしました。

在庫件数が変化することにより、価格への影響が見られるかわれるかどうかは来月以降確認していきたいと思います。

 

◎中古戸建成約単価

価格につきましては、先月同様全ての地域で増加となりましたが、20%前後で上昇している地域もございます。

価格については、中古マンションと同様で上昇傾向は変わりません。

全体的にも、「成約件数減少・成約価格上昇」という状況がしばらく続いており、変動する様子も見られません。

購入する方は金額が高めでも良質な物件であれば購入しております。

売却する方は、全般的に高めの価格設定で売却を行っている傾向が見られます。

正確な査定金額と、売却についてどのようなスケジュールで進めていくかが重要となります。

 

現在の売却条件が妥当なのか?

どれ位の期間で売却出来るか?

売却中でも疑問がある方は、是非一度ご相談ください。

お問い合わせをお待ち申し上げております。

 

REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷 昭夫

E-mail:a.kaneya@red-sys.jp

 

 

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