こんにちは。
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近代建築の紹介、その4です。
今日は、先日ご紹介した上野にある国立国会国際子ども図書館の工事監督だった岡田時太郎が設計した「牛久シャトー」です。
こちらは2007年11月に「近代化産業遺産」に認定されています。
「近代化産業遺産」認定は経済産業省が、日本の産業の近代化に貢献した設備や建造物などが持つ価値を、地域活性化に役立てることを目的に実施したものです。「シャトーカミヤ(現 牛久シャトー)」は国産ワイン醸造の発展に貢献したことが認められ「ワイン」の遺産群として認定されました。
こちらは1903年築。国立国会図書館の3つ年上です。
しかし1900年代初頭は日本が元気だったんだなぁと思います。明治維新から30年経って、ある程度「国」としても動き始め、日本が活性化していた時期だったんでしょうね。
ちなみに牛久シャトー(シャトーはフランス語で「城」、王族や貴族の住居の意味です。隣接するブドウ畑から城のように大きな醸造所でワインを製造していたことから、ワイン醸造する建物もシャトーと呼ばれるようになりました。ちなみにドメーヌは、もっと小さな規模のワイン生産者を指します。)は、かつては「シャトーカミヤ」と呼ばれていました。
カミヤ=神谷
「電気ブラン」で有名な浅草の神谷バー、あの神谷さんです。
知ったきっかけはシャトーカミヤ牛久ブルワリーで醸造したクラフトビール(世界的ビール鑑評会で受賞経験もある美味しいビールです)を、地元埼玉の「けやきひろばビール祭り」で飲んだことです。
「え、カミヤって、あの神谷バーの?」「え、神谷バーってワインやビール作ってたの?」
建築物と同じくらいお酒が好きなのですが(ビール祭りも第三回から欠かさず毎回行っています)、全く知らず、「へぇぇーーー!」でした。笑
なので、今回の写真は建物+お酒の両方に興味が向かっていますが、ご容赦下さい。2018年夏に友人と行って、併設のレストランで飲み放題クラフトビールを楽しんだ時の思い出の写真です。
残念ながら2018年にビール醸造は一旦終了しています。
ただ、クラウドファンディングでワイン・ビールともに復活した、ようです。
あれ?
建物じゃなくてお酒の話になってしまいました。
おかしいなぁ。
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