【仲介手数料最大無料】不動産流通システムREDS宅建士/CFP/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスターの堤 延歳(つつみ のぶとし)です。社会人スタートは教育業界で約10年。その後、不動産業界での門を叩いてからは今年で20年目となりました。
今回も物件調査の話です。不動産営業は物件のご案内後、契約予定となりますと、契約書類の作成の前に、物件調査(現地調査・役所調査・法務局調査・インフラ施設の調査など)をすることが基本的な動き方となります。前回のブログでは現地調査の重要性を書きましたが、今回は法務局調査の話となります。
法務局調査では登記簿謄本(登記事項証明書)と公図、地積測量図、建物図面などを取得して、不動産の公式なデータを調べていきます。登記簿などから物件所有者の名義や抵当権の状況、共有名義の有無などについて確認するわけですが、この際、登記簿謄本に記載されている名義が売主と異なっている場合には当然、不動産の売却はできません。民法では他人物売買は認められておりますが、宅建業法では例外はあるにせよ、原則他人物売買は認められていないからです。
今はオンライン登記情報検索サービス(民亊法務協会主催)があるので、ネットで登記簿謄本、公図、地積測量図などが取得でき、非常に便利になったのですが、住宅ローンを組む場合には、データではなく原本を要求する金融機関もまだありますので、やはり法務局に行くことは多々あるわけです。
オンライン登記情報サービスは今までは、平日のみ情報の取得が出来たのですが、令和4年10月1日より土日祝も利用できることになり非常に使い勝手が良くなりました!
あと私の場合、最寄りの法務局が横浜第2合同庁舎(馬車道駅の近く)なので、よく行くところなのですが、ひそかな楽しみがあります。それはこちらのプリンセットです。横浜第2合同庁舎の1階に喫茶店があり、2回に1回はこのプリンセット(630円)を頼みます。
横浜第2合同庁舎は大正15年に建築され横浜生糸検査所があったところで、平成2年には横浜市の認定歴史的建造物として認定されております。横浜第2合同庁舎の喫茶室はみなとみらいの近くにあり、誰でも気軽に入れますので、近くに寄った際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(営業時間7:00~18:00の平日のみ)
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