皆様こんにちは。
REDS不動産流通システムの渡部です。
2022年10月度の住宅金融支援機構の【フラット35】の金利が発表されました。
ここ数か月、月初の金利発表のタイミングで当ブログで新しい金利をご紹介しております。
さて10月度は・・・。
利用が多い「借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下、団信付帯」の場合、最低金利は【1.48%】となりました。
先月との比較ですと1.52%→1.48%で0.04%下がりました。
8月までが連続上昇で先が危ぶまれましたが、9月10月と連続で下がりました。
下げ幅も大きかったですね。
今月融資実行予定の方は安堵された方も多いのではないでしょうか?
さて10月からフラット35の金利引下げの方法が新しいものに変わります。
(住宅金融支援機構HPより)
従来の「S」のA=Bの2プランという制度から「ポイント制」へと変更されます。
ポイントは「住宅性能」「維持保全」「地域連携」の3つのメニューごとにポイントが定められ、合計ポイント数に応じて金利引下げ内容(引下げ幅及び引下げ期間)が決まります。
(かなり複雑な制度で慣れるまで相当時間がかかりそうな印象です。)
「地域連携」のメニューは具体的に住宅金融支援機構と連携している自治体の制度をみてみると「不燃化推進事業」や「耐震化促進事業」が対象となることが多く、対象地域での自宅の建替えなどでは利用できそうですが仲介の業務で利用できる機会は少ないでしょうか。
ただうっかり見落としてしまうとお客様に不利益となりますので慎重に確認していきたいと思います。
総合的に見て引下げの幅や期間は拡大することになりそうでお客様にはメリットがあります。
今月以降にフラット35の利用予定がある方は内容等についてお気軽にご相談ください。
渡部
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